認知症で独居の服薬管理が難しいので、この方法で工夫してみた!

服薬管理

みなさんは、認知症の方の服薬管理はどのようにしていますか??

認知症の方と同居されていればいいのですが、わたしのように別居している場合はさらに服薬管理が困難となります。

認知症で飲まなければいけないお薬とサプリメント

朝: フェルガード100M 1包、レミニール4mg
夜: フェルガード100M 1包

朝と夜の2回、認知症の母(70歳)には上記を飲んでもらわないといけません。曜日感覚、日付感覚が微妙です。10分前に飲んだはずのサプリメントも、飲んだかどうか忘れてしまいます。そんな状態の母は独居なので、ひとりでも服薬管理できるようにするには?というのが、うちの課題です。

我が家で試した3つの方法をご紹介し、最悪次の手も考えているので、合計4つの方法をご紹介します。

テスト1:薬(サプリメント)に日付を入れてみた

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この方法でまずはスタートしました。薬に日付と曜日を記入して、このタペストリーの真上には電波時計(日付と曜日が表示されている)を設置。日付と薬の日付を近くで見ることができるので、うまくいくぞ~と思っていたのですが・・・

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日付を見ないで飲んでしまうという問題がひとつ、電波時計が近くにあるのに日付認識がないという問題、そして薬が減ってくると、写真の位置に薬を保つことができずに、ポケットの中に埋もれてしまうなどなどあって、2週間でこの方法は断念しました。見事に失敗です。

2:お薬タペストリーを使ってみた

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このタペストリーは日付がないので、曜日だけ管理すればいい! 1ヶ月は長すぎるし、1週間という単位もいい!いい物購入したよなぁ・・・と思ったのも束の間、これでもきちんと飲んでくれないんですよ・・・・

画像は切れてますが、下にファスナーのフリーポケットがあります。2週間不在の時は、もう1週間分はそのフリーポケットにいれておいて、あとで電話をしてフリーポケットからタペストリーに設置を依頼します。ところが、そのフリーポケット分も服用してしまいます。

ちなみにこのタペストリー、くすり整理トラベルバックという名前で、Amazonで売ってます(下記)。タペストリーなんですが、畳めてバックっぽくなるんです。どこか外出する事もあるかなぁ~と思って、バックタイプを購入しました。

3.訪問看護師さんと薬剤師さんとお薬タペストリーの複合技

レミニールというお薬を飲み始めたので、今までのように飲みすぎたり、飲まなかったりというわけにはいかなくなりました。フェルガードは飲み過ぎても問題がないというのは、コウノメソッド講演会でも聞いているので心配してなかった(フェルガードカクテルテストのところを参照)んですが、薬は副作用がありますのでそうはいきません。

今はレミニールを薬剤師さんと訪問看護師さんに預けて、毎週月曜日にタペストリーにセットしてもらうようにしています。それでも改善が必要で、今週は飲み終わった薬の袋を戻して、今自分が何曜日のどの位置にいるか分かるようにしています。

火曜日と金曜日にもヘルパーさんチェックをしてもらって、最終的にはこの方法に落ち着きました。

電波時計、タペストリー、くすりの袋に日付シール、飲むタイミング(朝・夕)がまずは基本、さらに訪問看護師さん、薬剤師さん、ヘルパーさんをフル動員して、うまくいきました!

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住の介護作家・ブロガー。認知症ライフパートナー2級、認知症介助士。ものがたり診療所もりおか地域医療推進室非常勤。祖母(認知症+子宮頸がん・要介護3)と母(認知症+CMT病・要介護1)のW遠距離介護。2013年3月、2回目の介護離職、同年11月祖母死去。2017年悪性リンパ腫の父も、別拠点で在宅介護したが死去。現在も東京と岩手を年間約20往復、書くことを生業にしれっと介護を継続中!連載:介護ポストセブン(小学館)認知症ONLINE(ウェルクス)、著書:医者は知らない! 認知症介護で倒れないための55の心得 (廣済堂出版)医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)