【認知症無料電話相談】 認知症110番の利用体験談

認知症の介護は、突然やってきます。ふと周りを見渡しても、誰に相談していいかも分からないし、何から始めたらいいかも分かりません。認知症と認めたくないという思いが必ず家族としてはあって、その認めたくないという思いの間に認知症がどんどん進行していくパターンが多いです。

ネット上にもいっぱい情報はあるんですが、自分で収集するのは大変。そんな時に頼りになるのが、”認知症110番” です。

認知症110番ってなに?

1992年7月、アメリカンファミリー生命保険会社の委託事業として無料電話相談「認知症110番」を開設しています。
(休日を除く月・木曜10時~15時。専用番号0120・654874)


時間帯が平日のお昼のみなので、サラリーマンの方はお昼休みを利用して電話してみるといいです。わたしは今まで3回か4回ぐらい利用していて、平均すると1回あたりの電話時間が約30分です。

こちらのサイトのコンテンツは面白いです、認知症110番に実際に電話した人の内容の一部が公開されています。(今のところ81本の相談が載っています)予防の10か条、介護の10か条、接し方の10か条 これらも未だに参考にしています。

実際に認知症110番に電話してみました!

初回は別にして、2回目からの電話は都道府県と名前を連絡しておくと、前回の記録が残ります。改めて電話をすると、どういう家族構成か、前回の内容を振り返ってお話してくれるので、かなりラクです。

相談員の方もいろいろいらっしゃるので、多少あたりハズレってのはあると思いますが、わたしが今まで利用した相談員の方はかなりレベルが高かったです。近所の神経内科の先生の2分診察よりも、こちらの方が断然ためになりました。

何年にも渡って定期的に電話する方もいらっしゃるようです、これ分かる気がします。認知症の話って、やはり体験した人でないと分かり合えませんからね・・・誰か話し相手が欲しいという人が、愚痴をこぼす・・・そんな使い方をしている人もいるみたいです。時間制限があるわけでもなく、いくらでも聞きますよ というスタンスも、介護する側から見ると大変ありがたいです、しかも無料!

認知症予防財団の方から具体的なアドバイスや、認知症の一般的な事例、対処方法などを聞くことができます。電話での回答なので、各家庭の認知症事情にあったアドバイスをもらうことができますし、電話だから即回答もらえますしね。

本当に大切なのは、アドバイスのあと

ただアドバイスというのは、本当にアドバイスです。結局はこのアドバイスを受けて、家族としてどう認知症患者と向き合うか?どう実行に移すかが重要で、電話相談はそのきっかけにすぎません。

ただ、認知症介護のストレスを解消する先ってどこですか?もしこのブログのタイトルのように、40代で介護することになったら、まだ周りにはそんな人ほとんどいないですよね?アドバイスをもらいながらも、認知症を理解してくれる人と話す!これだけでだいぶストレスは解消されます。

最初に書いたとおり、認知症の初期段階はネットで調べたり、本を読んでみたりもしないかもしれません。でも、なんかおかしいなぁ・・・って思ったら、認知症110番に電話をして相談してみる事をお薦めします。

なんかおかしいなぁ・・・って思っていても、病院を受診する人は本当に少ないです。その間に認知症はどんどん進行していきますし、ひょっとするとあなた自身がその認知症を加速させる原因になります。どういうことかというと、認知症だと思っていないので、疑いのある家族に対して、

『なんでそんな事もできないの!』 『また同じ話ばっかりして!』

と怒鳴りつけます。そういう行動が認知症を加速させるのです。だから、あれ?って思ったら、すぐ病院・・・の前に、1回電話で相談してみる事をお薦めします。病院に連れて行くのはなかなか至難の業ですが、家族が無料の電話相談するというのは、気軽にできますからね~

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住の介護作家・ブロガー。認知症ライフパートナー2級、認知症介助士。なないろのとびら診療所(岩手県盛岡市)地域医療推進室非常勤。祖母(認知症+子宮頸がん・要介護3)と母(認知症+CMT病・要介護2)のW遠距離介護。2013年3月、2回目の介護離職、同年11月祖母死去。2017年悪性リンパ腫の父(要介護5)も別拠点で在宅介護したが死去。現在も東京と岩手を年間約20往復、書くことを生業にしれっと介護を継続中!連載:介護ポストセブン(小学館)認知症ONLINE(ウェルクス)、著書:医者は知らない! 認知症介護で倒れないための55の心得 (廣済堂出版)医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)