「舟木一夫」 にときめく認知症の母とコンサートに行ってきた!(前夜編)

先日、青春歌謡BIG3 スペシャルコンサート2014 に母と行ってきました!

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BIG3は御三家ではなく、舟木一夫、西郷輝彦、三田明の3人です。(橋幸夫が御三家)

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予定はギリギリまで言わない! というのが、わたしのやり方です。前もって言うと、

母:「ねぇ、何時に行くの?誰と会うの?何するの?」

と予定日当日まで、質問攻めにあいます。あれは心折れるので、コンサート前日の朝に伝えました。ちなみにコンサートに対する母の前評価はというと、

・3人のコンサートだから、舟木一夫の出番がほとんどない
・昔は映画に夢中だったけど、最近は歳をとったせいかトキメキがなくなった
・チケットが高い

これも認知症の症状だと思うのですが、まぁ・・ネガティブな事ばっかり言ってます(笑)前売りのCMがテレビで流れるたびに、ネガティブ発言を繰り返してました。わたしは4か月も前に前売り券(S席9,000円)をゲットして、机の中に隠してました。このネガティブワードを聞かされるたびに、

わたし:「机の中に前売り券あるんだよね~、実は。でも言うと面倒だから言わない」(心の中)

そんな日々を4か月過ごして、いよいよコンサート前日。ネガティブな母に、不思議な変化が現れました。どんな感じだったかというと、

・若い頃は「舟木一夫と結婚したらどうしよう~」って思ってたと、ヘルパーさんを笑わせる
・見たことないバックを、どこからか引っ張り出してきた
・いつも治さない服のほつれを、丁寧に治している

ネガティブな事散々言っておきながら、実は相当うれしかったようです(笑)

で、一番驚いたことは・・・・・ 夜9時ごろに ”ドッカーン” って音がしました。何事だ!と思って、1階に駆け寄ると、

母:「今、シャワーあがり!着替え中!」

わたし:「今の音、何?すごい音したよ」

母:「お風呂場のところで、転んだの」

わたし:「なに、大丈夫??」

シャルコー・マリー・トゥース病の母は、足がうまく上がりません。そんな事もあってよく転ぶのですが、今まで転びすぎたせいか転び上手です。転んだことに驚いたのではなく、”シャワーにひとりで入っている事” に一番驚いたのです!

おそらくですが・・・・1年以上は風呂にも、シャワーにも入ってないはず。ひとりで過ごしている間にいつも入っていると本人は言ってますが、いつもお風呂場は乾燥しきっているし、わたしは信じてません。(顔や髪の毛は台所で洗ってます)

母:「夜はシャワー浴びるのが怖いの。もし転んで動けなくなったら困るから、昼に入るようにしてるの」

わたしが見ていない昼に入っていると言えば、ごまかせる・・・これが口ぐせです、得意の「取り繕い」です。という事をいつも言うくせに、しっかり夜にシャワー浴びてますからね(笑)

なぜに突然シャワーを浴びたのか、あまり深く考えないようにしてます・・・・わたしは舟木一夫の高校三年生と、西郷輝彦の星のフラメンコだけは知ってます。2回にわたって書くようなネタでないんですが、次回に続きます・・・・

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住の介護作家・ブロガー。認知症ライフパートナー2級、認知症介助士。ものがたり診療所もりおか地域医療推進室非常勤。祖母(認知症+子宮頸がん・要介護3)と母(認知症+CMT病・要介護1)のW遠距離介護。2013年3月、2回目の介護離職、同年11月祖母死去。現在も東京と岩手を年間約20往復、書くことを生業にしれっと介護を継続中!連載:介護ポストセブン(小学館)認知症ONLINE(ウェルクス)、著書:医者は知らない! 認知症介護で倒れないための55の心得 (廣済堂出版)医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)