認知症の人が日付を読めないので、カレンダーを工夫したら読めるようになった

電波時計

まずは、我が家の居間の写真をご覧ください。

20141027_203753

上からアナログ時計、アナログカレンダー、電波時計(日付・曜日・温度湿度つき) と ” わざわざ” 3つを縦に並べています。

元々はアナログ時計とアナログカレンダーのみで20年以上は経過しているのですが、母が認知症になってから電波時計を購入して、このトリオになったんです。

母を見ていると、

時間 → アナログ時計
日付と曜日 → アナログカレンダー

まずはこれをチェックします、長年の習慣でそうなります。ところがアナログカレンダーを見たところで、今日が何日で何曜日かは分かりません。以前は新聞を開いて日付を確認し、その後アナログカレンダーを見てました。

ところがわたしが介護を始めてからというもの、

ねぇ、今日って何曜日だっけ?

何度も激しく質問するようになり、わたしがたまらず電波時計を買ったところ、質問が激減しました。質問されたとしても、電波時計を指差せば理解してくれるので、わたしの中の認知症グッズのヒットアイテムとなっています。ある日のこと、ネットを何気なく見ていたら、ある商品を見つけました!

スマートカレンダーという商品です。要は、アナログカレンダーの中に電波時計が埋め込まれてるんです。これってうちの居間と同じ!と思わず叫んでしまいました。これにはちゃん開発とエピソードがあります。こちらのアトリエの女性スタッフさんが、こんな経験をされたんだそうです。

「今週の金曜日の2月27日に病院に行こうね」と壁のカレンダーに書いて指さすと、それを見て「27日に病院か・・・それで今日は何日だったっけ?」と言って「デジタル日めくり時計」と「紙のカレンダー」を交互に見て「ふ~ん・・・」と唸っている場面にたびたび出くわすようになりました。
引用元:https://www.atelier-viento.com/Products_site/calendar_concept.html

うちも同じ経験してますよっ!これを商売につなげたことが、すごいと思います!このように万全な環境づくりをしているつもりですが、わたしが東京から帰ってくると最近はほぼ100%玄関が閉まってます(笑)以前は開いてたんですけどね・・・

あら?今日帰ってくる日だったの?
くどひろ
一応、カレンダーに予定書いておいたんだけどねー

今日もしれっと、しれっと。

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4 件のコメント

  • 最近、母に日付を聞いても月があっていないことがふえてきました。何故か3ヶ月先をいうのです。
    なので我家でもこの時計三兄弟作戦をやろうかなと思っています。
    日付が大きい日めくり電波時計はあるんですけど月まで大きいのはないのでアナログカレンダーに頼るしかないですね。
    あとは時計の針の長い短いを間違える、というよりどっちが時間で分だかわかっていないみたいですが・・・まあこれはテストで聞かれないからいいか、ということで。
    まあいろいろやっておくに越したことはないですよね。
    何回も聞かれるのはつらいですからね。

  • syumitektさま

    月と日の文字の大きさが同じものはありますが、それだとだめなのかもしれませんね。
    時計描画テストはありますが、確かにアナログ時計を読むテストはないですよね。

    わたしはこの電波時計に相当救われてます、指差しで済むのは大きいです!

  •  この時計作戦、今のところ意味なしです。
    母に日にちを効かれることはないのですが、日めくり電波時計を見る習慣になればいいなと思って買ってみたのですが、母に「今日何日?」と聞くとすぐに「わからない」というので「ここにのってるよーこれ見て」というのですが、壁掛け時計のほうをみてそっちの数字を日にちと思うというむしろ逆効果状態です。 
     なので今はかけてありますがほとんど使ってません。 文字は大きくてよいのですが暗くて文字がよく見えません。 せっかく買ったのだから何かに活かしたいのですが・・・。目立つように装飾でもしますかね?でも中が見えないと・・・ライトでもつけるかな?

  • syumitektさま

    やはり、人それぞれなんですね。

    わたしはこの電波時計にかなり救われていて、本当に買ってよかったもののひとつです。

    この前どの時計をどう見ているか母に聞いてみたら、日付と曜日は電波時計、時間はアナログ時計、予定はアナログカレンダーという不思議な見分け方をしていました。お薬カレンダー近くにも小型電波時計を設置してますが、こっちは見たり見なかったりですね。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住の介護作家・ブロガー。認知症ライフパートナー2級、認知症介助士。なないろのとびら診療所(岩手県盛岡市)地域医療推進室非常勤。祖母(認知症+子宮頸がん・要介護3)と母(認知症+CMT病・要介護2)のW遠距離介護。2013年3月、2回目の介護離職、同年11月祖母死去。2017年悪性リンパ腫の父(要介護5)も別拠点で在宅介護したが死去。現在も東京と岩手を年間約20往復、書くことを生業にしれっと介護を継続中!連載:介護ポストセブン(小学館)認知症ONLINE(ウェルクス)、著書:がんばりすぎずにしれっと認知症介護 (新日本出版社)医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか