認知症の「転倒予防」に効果のあるグッズを購入してみました!

認知症と骨折・転倒のお話については、何回かブログでご紹介してきました。

認知症と「転倒・骨折」の危険な関係と予防法

2014.07.12

こちらの記事では、認知症の人はそうでない人の2倍転びやすいというお話をしました。亡くなった祖母は、認知症による病院内の徘徊 → ベッド転落 → 大腿骨骨折 → 寝たきり → 死期を早める ということになりました。

祖母は90歳で、アルツハイマー型認知症のやや高度というレベル。骨折後のリハビリが理解できないというのが死を早めた最大の原因で、認知症の人を骨折させてはいけないと未だに強く思っています。今日はその転倒・骨折リスクを少なくするグッズを買ってみた!というお話です。

母は認知症に加えて、他の病気もあるので転倒リスクが高い!

うちの場合は認知症の転倒リスクよりも、シャルコー・マリー・トゥース病で転ぶリスクが極めて高いです。今やっている対策は週1回の訪問リハビリで、普段使わない筋肉や関節を可動させてます。

リハをお願いしている作業療法士さんとたまたま意見が一致したのが、こちらの転倒予防靴下です。この靴下何が違うかというと、つま先をアップする縫い方をしているんです。

お年寄りがどこで転倒するかを体温計でおなじみのテルモさんが調査したところ、圧倒的に室内での転倒が多いそうです。0.5㎝~3㎝のわずかな段差で簡単に転びます。たたみのへり、フローリングに敷いたカーペット、階段など、自分ではつま先を上げて歩いているつもりが、加齢によって筋力が低下しているので、十分に上がりきらないのです。

運動会のリレーでお父さんが転ぶのは脳のイメージと体が合ってないからと言われますが、つま先でもそういう事が起きているんですよね。これを転倒予防靴下で補強してあげることで、自然とつま先が上向きになります。

うちは上の写真の小林製薬の 「歩くたすけ」 と テルモ 「アップウォーク」 の2種類を購入しました。

結論から言うと、 「アップウォーク」 を推します。値段は歩くたすけは1,404円(税込)、アップウォークは2,037円(税込)で歩くたすけの勝ちです。(Amazonで買うと、1,897円で送料無料でした)

なぜ「アップウォーク」推しかというと、履きやすさです。握力が右11㎏しかない母は、きついと靴下が履けません。アップウォークには下写真の白矢印のようにフックがついていて、ここに指を入れてひくと靴下が履けます。

歩くたすけは生地が硬めなんですよね、あとサイズをジャストサイズで買ったので、かなりきつい。足幅の広い人や甲が高い人はワンサイズ上を買わないといけないのに、やってしまいました。(アップウォークは大きめを買った)

フックがついた「アップウォーク」
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こちらが 「歩くたすけ」。足袋っぽくて、テーピング効果があります。
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母の妄想が邪魔になる

「歩くたすけ」を最初に履いた時に2人がかりで履かせたんですよ。そのあとリハビリも兼ねて外出したのですが、歩くこと自体は問題がなく、むしろよかったんですが最初の印象が強烈過ぎました。

次に買ったアップウォークはきつくないのに、「あの靴下、靴が履けなくなる」 「とてもきつくて履けない」 という被害妄想に変換、自分では履こうとしないんですよ・・・だからわたしが実家にいる時だけでも、今後は履いてもらおうと思ってます。

調子のいい時の母曰く、つま先が持ちあがるから安心できると言ってます。もう数枚購入する予定です。いやぁ、こういうグッズもあるんですね。詳しく知りたい方は、下記動画がお薦めです。認知症の転倒は、進行している人ほどやばいんですって!

テルモ アップウォークの説明動画

今日もしれっと、しれっと

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住の介護作家・ブロガー。認知症ライフパートナー2級、認知症介助士。ものがたり診療所もりおか地域医療推進室非常勤。祖母(認知症+子宮頸がん・要介護3)と母(認知症+CMT病・要介護1)のW遠距離介護。2013年3月、2回目の介護離職、同年11月祖母死去。現在も東京と岩手を年間約20往復、書くことを生業にしれっと介護を継続中!連載:介護ポストセブン(小学館)認知症ONLINE(ウェルクス)、著書:医者は知らない! 認知症介護で倒れないための55の心得 (廣済堂出版)医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)