太田差惠子さんの「高齢者施設 お金・選び方・入居の流れ」がわかる本の感想

高齢者施設 お金・選び方・入居の流れ

遠距離介護コミュニティ・NPO法人パオッコの理事長で、テレビでもご活躍の太田差惠子さん。そんな太田さんが、2016年6月に新刊「高齢者施設 お金・選び方・入居の流れが分かる本」を出版されたので、早速読んでみました。

著者・太田差惠子さんの本の特徴

前作「親が倒れた! 親の入院・介護ですぐやること・考えること・お金のこと」は、先日ご紹介したこのブログで人気の本ランキングで9位になりました。ブログタイトルどおり、遠距離介護のことも取り扱いますので、当然太田さんを知る方は多く、本も人気があります。このブログだけでなく、Amazonでも上位です。

太田さんの本の特徴として、「当たり前なことも、見逃さない」というのがあります。前作は、親が倒れて、救急車を呼ぶところから本はスタートしますし、入院手続きのことも書いてあります。そこまでカバーする人は、なかなかいません。

また、医療・介護職の方の常識を、介護家族は知らないということが山ほどあります。ケアマネさん、なんか専門用語しゃべってるけど、気づけば置いてけぼりなんてこと、よくありますよね?

わたしもつい、知っていることはすっ飛ばして書いてしまうのですが、この本の場合、初めて施設選びをしないといけない家族の目線で、本が展開していきます。介護が始まった、施設を選ばないといけない、どれ!本で勉強するか という状態になったとき、この本があると心強いです。

特養、老健、療養型病床、住宅型有料老人ホーム、サ高住、グループホーム、ケアハウス、小規模多機能型居宅介護施設・・・あぁーー、意味分からん、どれがどれ?なんてときに、ひとつひとつを丁寧に解説してくれています。また、カラーでグラフや図が多いので、読みやすいのもポイントです。

うちは「できるだけ在宅介護でねばる!」という目標があるので、しばらくは本棚に戻しておくのですが、何かあって施設を選ばないといけないときは、またこの本を読みなおします。わたしはこういう本は書けないなぁ~って、いつも思う太田さんの本です。

「子が親の施設選びをするための11か条」が載っていて、なるほど~ってなると思います。いくつかピックアップしてご紹介したいところですが、ネタバレになってしまうのでこれは止めておきます。

今日もしれっと、しれっと。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住の介護作家・ブロガー。認知症ライフパートナー2級、認知症介助士。ものがたり診療所もりおか地域医療推進室非常勤。祖母(認知症+子宮頸がん・要介護3)と母(認知症+CMT病・要介護1)のW遠距離介護。2013年3月、2回目の介護離職、同年11月祖母死去。2017年悪性リンパ腫の父も、別拠点で在宅介護したが死去。現在も東京と岩手を年間約20往復、書くことを生業にしれっと介護を継続中!連載:介護ポストセブン(小学館)認知症ONLINE(ウェルクス)、著書:医者は知らない! 認知症介護で倒れないための55の心得 (廣済堂出版)医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)