排泄予知Dfree(ディーフリー)の個人向け延期のお知らせ

Dfree

10分後の排便、排尿を予知する画期的なデバイス D free(ディーフリー:タイトル下写真)。このブログや自著でもご紹介したのですが、2016年9月16日に個人向け発売時期の延期の発表がありました。

当初はクラウドファンディングという形で資金を集め、2016年4月に商品を入手する予定でした。それが9月に延期になり結局、お金の返金という形になりました。開発元であるトリプル・ダブリュー・ジャパンさんのコメントを引用します。

本プロジェクトのリターン商品開発を進めるにあたり、第一ステップとして、介護施設でのトライアルを行いました。そのトライアルを通じ、一般の方々が利用するには、年齢・性別・症例など含め、幅広い利用を想定した、介護施設向けとは異なる「ソフトウェア」や「ネットワーク機器」の用意が必要であることが判明しました。
引用元:https://readyfor.jp/projects/DFree/announcements/43551

最終的に、個人向けはどうなるかというと、こうあります。

皆さまにご心配とご迷惑をおかけいたしましたことに対し、心よりお詫び申し上げますとともに、今後、これによって一般の皆さま向けの商品開発の手を緩めるわけではなく、一般の皆さまにもいち早くお届けできるように、全力で事業を続けて参りますので、何卒、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 
引用元:https://readyfor.jp/projects/DFree/announcements/43551

わたしが取材に伺った2016年4月時点での情報を、新刊「医者は知らない!認知症介護で倒れないための55の心得」にこのように書きました。

個人の方はスマートフォンで管理することになりますが、購入できるようになるのは早くても2016年末頃の予定です。
引用元:医者は知らない!認知症介護で倒れないための55の心得 108ページ

再度、トリプル社に確認したところ、この日程よりもさらに時間がかかるとの回答を頂きました。

現在の最新の状況

川崎市は8月からベンチャー企業と協力し、排泄(はいせつ)のタイミングを予知する装置を使って介護施設職員の排泄ケアの負担を軽減する実証実験を始める。福祉分野で新産業創出を目指す市の「ウェルフェアイノベーション」の一環として取り組み、新たな在宅ケアモデルや要介護度維持改善にもつなげていきたい考えだ。
引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160720-00010691-kana-l14

2016年8月より、介護施設での実証実験が始まっています。その前の介護施設でのテストについては、新刊に詳しく記載しました。画期的なシステムだなと取材して思いましたし、介護職の方にとってもラクになるシステムだなと感じました。

内閣府政府広報室の調査で、在宅介護で苦労したことベスト10の第1位が「排泄」です。排便、排尿が予測できるようになったら助かる、介護がラクになる方はたくさんいるはずです。1作目の本を出した後、「あのディーフリーって、どうなったんですか?」という質問を、よく受けました。興味がある方が多いなぁと感じました。

今後もディーフリーを応援しつつ、最新情報が分かったらこのブログでもアップしようと思います。

今日もしれっと、しれっと。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住の介護作家・ブロガー。認知症ライフパートナー2級、認知症介助士。ものがたり診療所もりおか地域医療推進室非常勤。祖母(認知症+子宮頸がん・要介護3)と母(認知症+CMT病・要介護1)のW遠距離介護。2013年3月、2回目の介護離職、同年11月祖母死去。現在も東京と岩手を年間約20往復、書くことを生業にしれっと介護を継続中!連載:介護ポストセブン(小学館)認知症ONLINE(ウェルクス)、著書:医者は知らない! 認知症介護で倒れないための55の心得 (廣済堂出版)医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)