「介護」という言葉に縛られ過ぎた方は「ケアフォー」で目を覚まそう!

ケアフォー 介護

介護者が介護保険サービスを利用しようとしてケアマネに相談すると、それはサービス適用外と言われることがあります。また、今日だけでいいので助けて欲しいと思っても、そんなにすぐは対応してもらえません。

そんなかゆいところに手が届くサービスが、介護クラウドソーシングのCare for(ケアフォー)です。簡単に言うと、リクエスター(介護依頼者)が仕事を登録して、ケアスター(介護者)がその仕事を見つけ、報酬をお支払いして評価するという仕組みです。

ケアフォーで紹介されているお仕事の例

例えばですが、

  1. 祖父の見守り 6,000円(2時間)
  2. 祖母の通院同行 1万円(3時間)
  3. 買い物依頼 4,500円(2時間)

といったお仕事があります。介護者は1割負担だったりするので、この金額に高いと感じるかもしれません。でも、下記のようなことが依頼できるとしたら、どうでしょう?

介護者が仕事依頼できる内容一覧

ケアフォーの公式サイトより、介護する側が仕事依頼できる内容を引用しました。赤文字はわたしが特に注目したものです。

食事介助、入浴介助、排泄介助、体位交換、褥瘡予防、バイタルチェック、掃除・整理整頓、洗濯、料理、買物代行、庭の掃除、布団干し、庭の掃除、ペットのお世話、入院中のお手伝い、買物同行、病院同行、趣味への同行、墓参り同行/代行、外食への同行/介助、転院・退院の同行、後見人制度の相談・依頼、介護に関する相談、ケアプランに関する相談、訪問美容、訪問ネイル、動物に触りたい、家族に会いに行きたい、遠距離介護支援をしてほしい、見守りをお願いしたい、見守り電話をお願いしたい、話し相手になってほしい

赤文字って介護ではないけれど、生きていくうえでものすごく大切なことだと思いませんか?

もちろん介護保険サービスでは利用できませんが、本人にとってプラスになることばかりだと思います。こっちにお金をかけた結果、生活にハリが出て、あらゆる病状が改善してしまう・・・そんな可能性もあるのでは?そう思います。

「介護」っていう言葉がいけないのかもしれませんが、何でも「介護保険サービス」の利用に結び付けて考えてしまうクセが、介護職の方も、介護家族にもあるように思います。

介護保険サービスで提供されるものは確かに必要なものばかりですが、文字で表現するなら「対処」という言葉がピッタリきます。後手のイメージですね。一方、赤文字で書いたものは「楽しさ」「生きがい」を提供してくれるもので、本当は家族もこういったことも実現したいと思っているはずです。

一緒に映画に行く、コンサートへ行く、犬と遊ぶ、久しぶりに兄弟に会う、どれもワクワクします。わたしも母と外食に月1回行きますし、岩手県に来る演歌歌手はくまなくチェックしております。しかし、母お目当ての舟木一夫と綾小路きみまろがなかなか来ません・・・東北の場合、仙台より北にはなかなか来ません・・・

「舟木一夫」 にときめく認知症の母とコンサートに行ってきた!(当日編)

2014.06.20

介護職員の皆さまの副業

介護職員の方で給料が少なくて不満だという方は、何か行動されていますか?介護報酬が改定されたところで、劇的に給料がアップするとは思えないのですが・・・

このケアフォーが副業として稼げるレベルのサービスかは不明ですが、本業以外で「1万円」でいいからまずは収入を得てみてください。

国が、制度が・・・収入が増えないと嘆くよりも、とにかく「1万円」を会社の看板や資格に頼らず得てみてください。恐ろしいほど「1万円」の重みを感じるはずです。「自分は、自分の名前だけでお金を得た」ということが、とても大切です。その瞬間から見える世界が大きく変わりますし、収入が少ないと嘆かず行動範囲が広がります。

わたしは会社員時代、ひとつの会社にすべてを託そうなんて思っていませんでした。何か別な軸が必要と、ブログを副業にしました。といってもおこづかい程度の稼ぎしかありませんでしたが、まさかの介護離職、そして気づけば本業になっていました。人生なんて、本当に何があるか分からない・・・

早速無料なので登録してみたら、電話がかかってきました。首都圏中心のサービスで、まだ件数も多くありません。母の住む岩手県は残念ながら・・・

今日もしれっと、しれっと。

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■2017年8月13日放送「ひだまりハウス(ニッポン放送)」のラジオ出演の音源はこちら

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2 件のコメント

  • くどひろ様
    Care for、良いですね。
    確かに、施設やケアマネに「こんな事を頼みたい」と言っても適用外だといわれた事があります。
    もっと早くこんなサービスが出来ていれば、
    母も好きな民踊をやめなくてすんだのではと思います。
    やめなければ、もう少し認知症の進行も遅らせる事が出来ただろうと思うと残念です。

  • わかなまるさま

    わたしの周りだけかもしれませんが、デイサービスの中でカラオケ特化型があったり、意外と介護保険内でも工夫されているところも探せばあるみたいです。とはいえ、どの地域にもあるわけではないので、やっぱりこういう民間サービスがもっと伸びてくれればと思います。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住の介護作家・ブロガー。認知症ライフパートナー2級、認知症介助士。ものがたり診療所もりおか地域医療推進室非常勤。祖母(認知症+子宮頸がん・要介護3)と母(認知症+CMT病・要介護1)のW遠距離介護。2013年3月、2回目の介護離職、同年11月祖母死去。2017年より悪性リンパ腫の父も、別拠点で在宅介護中。現在も東京と岩手を年間約20往復、書くことを生業にしれっと介護を継続中!連載:介護ポストセブン(小学館)認知症ONLINE(ウェルクス)、著書:医者は知らない! 認知症介護で倒れないための55の心得 (廣済堂出版)医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)