男性介護者をケアメンと呼び、介護者をケアラーと呼びます

男性介護と女性介護の違いってなに? という記事を書いた時に、初めて ”男性介護” という言葉に触れて、あえて”男性”という言葉をつけるあたり、介護の世界では、男性はマイノリティなんだなぁ~って事を知りました。で、つい先日、EテレのハートネットTVで 『男性介護を考える』 という特集がありました。

ハートネットTV:リハビリ・介護を生きる 男性介護を考える  第2回 ケアメンを支援するために - 2013年5月16日の放送 - NHK福祉ポータル ハートネットハートネットTV:リハビリ・介護を生きる 男性介護を考える 第2回 ケアメンを支援するために – 2013年5月16日の放送 – NHK福祉ポータル ハートネット

男性介護者を、”ケアメン” って言うんだそうです。イクメンとか、こういうの好きですよね~、狩野英孝のネタに入れてもらえば、もっと普及するかもしれませんよ(笑)ラーメン、つけメン、僕・・・・ でも、ケアメンって呼ばれたくないと思うのは、私だけ?(だいたひかるみたいになってるし・・・)

ちなみにケアメンは全国に120万人もいるそうで、そう考えると全然マイノリティでもなくって・・・・いろいろとネタが古っ!と自分自身に突っ込んでおいて、いよいよ本題です。

主たる介護者の推移

番組内で紹介された国民生活基礎調査によると、”介護をする人” の割合が、1968年当時は 子の配偶者(お嫁さん)が49.8%という恐ろしいデータがありました。男尊女卑の最たるデータがこれだなっ!ひでー話!正直思いました。それが2010年ではお嫁さんは16.6%まで減少、変わって夫や息子がそれぞれ14%まで上昇しているというデータがありました。

『男は外で仕事、女性は家を守る』 そんな時代では、現在はありません。育児だって、家事だって夫婦で分担するのは当たり前ですし、女性は外で仕事をします。この先もっと ”お嫁さん” の割合は減っていき、男性介護者の割合が増えていく事が想定されます。

わたしが思うに、今の男性介護者のメインは団塊世代です。わたしの世代(40代)と違って、男のプライドとか昭和な男!的なものが強い世代です。そういった方々が、介護を始めた時に、『いかに妻任せだったか・・・』 という事を痛感しながら、家事の大切さを身に染みて感じるんです。

あと10年から20年すると、おそらくですが ”男性介護という言葉” 自体も減ってくると私は思います。男女の役割が時代によって、だいぶ変わってきています。”男だから” とか、”女だから” とかそういうのはなくなり、さらに境界線は消えていくはずです。

わたしも男性介護のネットワークに入ろうかなぁ~ と思ったことがありますが、世代がだいぶ違うんですよね・・・ それにわたしには 『男は外で仕事!』 的なところも全くなく、わたしは家事も普通にやりますし、共働きです。昭和生まれですが、昭和な男!的なものは全くありません。男だけど、女の要素いっぱいあるよねって、よく言われます(笑)きっと場で浮いてしまうんだろうなぁ・・・ってことで、今後も参加しないだろうなと。

ただ共感できるのは、介護者同士が情報交換する場というのは、本当に必要だと思います。やっぱりひとりでは情報が足りません。いろんな介護経験で苦労されている事を、他の人に教えたり、共有する事で次の人がラクになる この繰り返しが必要です。情報交換の場はすごく大切なので、こういうネットワークは賛成です!もっとゆる~い、集まる場はないのかなぁ・・・と番組を見ていると?

”ケアラーズカフェ” という素敵な空間

番組でちらっと出てきた、”ケアラーズカフェ” ケアラーは文字通り、介護する人。そのカフェなので、介護する人が集うカフェってことです。番組ではあまり紹介しなかったのですが、調べると東京・阿佐ヶ谷の駅前にあるんですね。

ケアラーズカフ アラジン INまちのたすけあいセンターケアラーズカフ アラジン INまちのたすけあいセンター

NPO法人介護者サポートネットワークセンター・アラジンさんが運営しているので、こういうお店の名前です。アラジンさんのミッションが、

●介護する人への直接的なケアやサポートのしくみづくり
●孤立しがちな介護者を社会へつなぐしくみづくり

すごくステキな団体ですね、今度足を運んでみようかな~

今日もしれっと、しれっと。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住の介護作家・ブロガー。認知症ライフパートナー2級、認知症介助士。ものがたり診療所もりおか地域医療推進室非常勤。祖母(認知症+子宮頸がん・要介護3)と母(認知症+CMT病・要介護1)のW遠距離介護。2013年3月、2回目の介護離職、同年11月祖母死去。2017年より悪性リンパ腫の父も、別拠点で在宅介護中。現在も東京と岩手を年間約20往復、書くことを生業にしれっと介護を継続中!連載:介護ポストセブン(小学館)認知症ONLINE(ウェルクス)、著書:医者は知らない! 認知症介護で倒れないための55の心得 (廣済堂出版)医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)