認知症の経過報告(36週間目・37週間目)・こだわりの法則

認知症の母(70歳)が、どのように変化していくかをブログで報告しています。

認知症の母の状態と現在行っている認知症治療

・コウノメソッド実践医にアルツハイマー型認知症(軽度)と診断されたのが、2013年4月上旬?
・おそらく1年前くらいに発症、祖母が子宮頸がんで入院して家で1人になってから一気に悪化
・サプリメントのフェルガード100M(1日2回)と、お薬レミニール4mgを1日1回処方
ココナッツオイルとMCTオイルのミックス が、寒さで白く固まってしまい、現在は飲んでない。

こだわりの法則」 を解決してあげる週

このブログで何回もお薦めしている、川崎幸クリニック院長の杉山孝博先生が書いた本があります。(ブログ右側でもイチ推ししてますが、amazonだと新刊がもうないんですよね・・・)その本の中に出てくるのが、「認知症をよく理解するための9大法則・1原則」。

この中の第6法則に、「こだわりの法則」 というのがあります。どういうものかというと、

ひとつの事にこだわり続ける。説得や否定はこだわりを強める

うちの母は第6法則が強くでる人で、ひとり暮らしということもあるのでしょう・・・解決するまで、ずーっと 「こだわり」 ます。そのこだわりの2つほどを、この2週間で解決しました。

・換気扇が機能していないので、きれいにしないと気が済まない
・トイレの水が溜まっているところが、黒ずんでいるのできれいにしたい

どちらも毎日使うものなので、認知症でも絶対に忘れません。それを何回も聞かされるわたしは、とてもストレスに感じてしまうので、プロの掃除屋さんに半日かけて掃除してもらいました。

次の日からどうなったかというと、

母: 「いやぁ、きれいになって気持ちいい!」

わたし: 「よかったねー」

こだわりループから、無事脱出できたのでした。(この会話は何回もループしましたが) 「こだわりの法則」 から脱出させるためには、そのこだわりを解決してあげるか、他に興味のある事を探すか しかないですね。説得しない、否定しないというのも日々やっています。

そんな毎日で、ふと思ったのが、

「人間って、正さずにはいられない生き物なんだ」

って。間違いをつい、訂正したくなるんですよ・・・テキトーに流せばいいものを、わざわざ正しい事を言って聞かせたくなる、意味ないのにです。明らかに作り話や妄想話でも、言ってることがムチャクチャでも、こういわなくちゃいけないんです!

「へぇー、そうなんだー」

最終的には自分がラクになるはずなので、できるだけそう言ってるつもりなんですが、やっぱりたまに訂正したくなる自分がいます。究極の人間修行ですな、これ。

結論

ひとり暮らしですが、服薬管理は自分でできています。祖母の法要も終わったので、また平穏な毎日に戻りました。それもあってか、年末年始はふつうに生活できました。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住の介護作家・ブロガー。認知症ライフパートナー2級、認知症介助士。なないろのとびら診療所(岩手県盛岡市)地域医療推進室非常勤。祖母(認知症+子宮頸がん・要介護3)と母(認知症+CMT病・要介護1)のW遠距離介護。2013年3月、2回目の介護離職、同年11月祖母死去。2017年悪性リンパ腫の父(要介護5)も別拠点で在宅介護したが死去。現在も東京と岩手を年間約20往復、書くことを生業にしれっと介護を継続中!連載:介護ポストセブン(小学館)認知症ONLINE(ウェルクス)、著書:医者は知らない! 認知症介護で倒れないための55の心得 (廣済堂出版)医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)