認知症の経過報告(1年と5週・6週・7週間目)・Skypeで監視

この3週間は東京から、母を一方的にSkypeで監視してました。

3週間分も経過報告をまとめたことがないので、それだけトピックに乏しい週でした。特に問題も起きなかったってことですね。これが理想なんですが、ブログ読者のみなさま的にはつまらないですよね・・・(笑)

下記写真が実家の居間のテレビの上にあるWEBカメラで、東京から一方的に監視が可能です。母側で着信操作もいりませんし、着信時にピーとか、ガーとかいいません。ただ、下記写真の青ランプが緑に変わります。

20130328_191755

Skypeなんで、テレビに向かって母が話せばテレビ電話状態にはなりますが、そんなに毎日毎日、親子で会話することってないですよね・・・しかも会話のパターンが同じなんで、うちの母は特に・・・・なので、わたしが一方的に監視をしています。

元NHKディレクターで、先日Nスペで 「母と息子3000日の介護記録」 を撮ってくれた相田洋さんも、カメラで母を監視していました。相田さんはSkypeがない時代でしたから、ご自分で作ってました。何か所にもカメラをつけてましたが、うちはひとつです。

だいたい生活パターンは決まっているので、朝ごはん食べてるかなぁ~とか、いつもテレビ見ている時間帯にテレビの前にいるかなぁ・・・そのようなチェックです。

ところが最近、テレビの前に母の姿がない事が多くなりました。居間でほとんどの時間を過ごしている母ですが、なんか見当たりません。まさか、手足が不自由なのに、自転車を使って徘徊・・・?

理由は 「暑さ」 でした。

ここ数日あまりに暑いので、居間ではなく別の部屋で涼んでいたと。

昨年も同じような事があったので、エアコンを設置したのですが、今年の夏が初冷房ということで、使い方が分からないというのもあったと思います。また、扇風機をどこにしまったか忘れてしまったのも原因です。

ということで、エアコンの使い方もレクチャーしたんですが、覚えられるかな・・・・暖房は使っていたので、大丈夫だと思ってます。

何せ新しいガスレンジ(2014年1月設置)の着火ボタン、5か月間毎日使っていても間違うんですよね。食器棚もうまく整理ができずにいます、新しい事はできるだけ避けていかないといけないです。

見守りポットよりも、Skypeのほうがやっぱり便利です。

結論

大きな問題はないのですが、やはりひとりでサプリメントを決められた日に飲めなくなってきているのがショックです。取り繕ってまとめて飲んだりもしますが、サプリなので問題はないです。薬ならNGだよな・・・


にほんブログ村 介護ブログへ


【わたしの書いた最新刊】
東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(80歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて12年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか