認知症の母の夜中の行動をカメラを設置して理解した!

尿失禁

東京・練馬のものわすれ外来、ひろクリニックのinoue satomiさんのツイートにとても共感したので、まずご紹介します。うちも週1回のデイで、被害妄想が相当減りました。服薬はその次っていうのも、最近実感していることです。

今年3月、おしっこで濡れた母をおんぶした日 という記事を書きました。失禁の原因を 「生活不活発病」 とわたしが勝手に判断、デイで買い物リハビリを導入し、週1回の手足のリハビリ負荷を上げ、外出機会を増やし、グルタチオン点滴で元気にするという対処法をとりました。

未だに立ち上がりは不自由なものの、2015年の中では一番元気になりました。という前フリからの、本題です。

先日購入した、スマカメ。

CS-QR10

このカメラの優れた機能のひとつに、暗視撮影があります。

スマカメ暗視

今まで見えていなかった、夜中の母の実態が明らかになりました。

下半身素っ裸で動きまわる母

「ジャーーーー」

午前3時。

2階で寝るわたしは、1階にあるトイレの水の音で目が覚めます。すかさず枕元のスマホアプリを起動、暗視撮影で居間をチェック。すると、暗闇の中を母が下半身丸出しで歩いているではありませんか!!

くどひろ
おそらく、おしっこ間に合わなかったんだな・・・

見たくないものを、見てしまいました・・・遠目だけど。夜が明けて、1階の洗濯機へ行くと、

「ガラガラガラ、ガラガラガラ」

遅かった・・・証拠隠滅がすでに終わっており、何事もなかったかのように20年前の全自動洗濯機は回ってます。トイレの床や布団の濡れチェックをしても特に異常なし、臭いもありません。原因不明。聞きたくないけど、ヒアリングすることにしました。

思い切ってヒアリング

くどひろ
夜、トイレに起きた?
いや、起きてないわよ
くどひろ
(そっかぁ、もう忘れてるんだ)最近さ、トイレにきちんとたどりつけてる?
うん、大丈夫よ


一般的に認知症の人が尿失禁した時に、失敗した事を責めずに本人のプライドを傷つけないようにと本には書いてあります。

しかし母は特別で、尿失禁は年相応だからしょうがない!と開き直ってます。落ち込む様子はゼロで、逆に感心してます(笑)わたしも決して問い詰めることはしません、まぁ、よくあるよね~と。大騒ぎする事でもないかなと思える自分もすごいかも。

ということで、正攻法で説得してみることにしました。洗濯機の中にあるごみ取りネットのゴミ(下写真)を取り出して見せました。

20150315_084946

これはトイレットペーパーの塊です。ヒアリングしたところ、尿パッドはごわごわしてイヤなので、シングルのトイレットペーパーを折りたたんでパッド代わりにするのが一番いいと。

でも、そのトイレットペーパーを洗濯機に入れて、洗濯されるのも困ります。他の洗濯物に紙くずがついちゃって、わたしは実家で外出する時は結構な確率で、紙くずつけて歩いてます!イエィ!

喜んでる場合じゃないので、寝る前に寝室に行って枕元にそっと尿パッドを置く事にしました。パッドの数をチェックしているのですが、一応減ってます。でもゴミを探しても、パッドがないんですよね・・・使ってないのか、どこかへ隠しているのか?

尿パッド

あんたは男だから、パッドの事よく分かんないのよ!と妙に上から目線な母(笑)2日連続で下半身丸出しの母を、スマカメ越しに見てしまいました・・・でも3日目は問題なかったので、しれっと様子を見ようと思います。

深夜物音がしたら、枕元にあるスマホを起動して監視するという癖がついてしまいました。こんな使い方、想定外・・・

今日もしれっと、しれっと。

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2 件のコメント

  • いつも拝見させていただいて参考にさせていただいております。
    お母様の場合、尿パッドはごわごわしてイヤということですので、
    布ナプキンはどうかな?と思いました。
    夜間の万が一に備えて…ということでしたら大丈夫ではないかなと思います。
    竹布の布ナプキン等、布ナプキンの種類も豊富です。
    (http://www.binchoutan.com/napkin/index.html)
    ご参考になりましたら幸いです。

  • 圭さま

    コメントありがとうございます!

    またいつも読んで頂いてありがとうございます!!

    なるほど布ナプキンありますね!トライ&エラーな日々なので、1枚のカードとして頂きました。参考になりました。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住の介護作家・ブロガー。認知症ライフパートナー2級、認知症介助士。なないろのとびら診療所(岩手県盛岡市)地域医療推進室非常勤。祖母(認知症+子宮頸がん・要介護3)と母(認知症+CMT病・要介護2)のW遠距離介護。2013年3月、2回目の介護離職、同年11月祖母死去。2017年悪性リンパ腫の父(要介護5)も別拠点で在宅介護したが死去。現在も東京と岩手を年間約20往復、書くことを生業にしれっと介護を継続中!連載:介護ポストセブン(小学館)認知症ONLINE(ウェルクス)、著書:がんばりすぎずにしれっと認知症介護 (新日本出版社)医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか