【遠距離介護の交通費問題】どうやって月10万円の交通費を節約したか?

前回、介護とお金のはなしを書いた時に、医療費を安くする方法について書きました。うちの祖母は89歳で、後期高齢者。まずは病院代の負担額を減額してもらう認定(限度額適用・標準負担額減額)をしたのが、前回のはなしです。

我が家の介護費用ベスト3

わたしは祖母の成年後見人であるので、祖母の財産管理を任されています。収支予定表というのがあって、これを家庭裁判所へ提出する必要があるため、祖母の収支状況というか家計簿的なものを毎月きっちり管理しています。その結果から介護費用ベスト3は・・・

1位:医療費 医療費がダントツです。これには病衣代や食事代も含んでいます。
2位:交通費 コスト全体の約3割が、わたしの場合は交通費です。
3位:雑費   おむつ代が結構かかっていて、次がパジャマ代(特殊なやつ)です。

今日は2位の交通費のはなしです。最初の頃は緊急性が高かったので、駅で新幹線チケットを買って乗りました。これだとなんの割引もないので、1回ならまだしも何往復もするとえらい金額になります。

わたしの場合は交通費月10万円という月があって、これはまずい・・・となって節約に乗り出しました。

交通機関によって、介護割引が適用できるものできないもの

遠距離介護の交通費節約については、allabout(下記画像の記事)さんが詳しく書いています。飛行機なのか、新幹線なのか、バスなのか 全く割引率が異なります。

介護割引については、飛行機は充実していますが、JRは全く充実していません。バスは安いので節約できます。わたしの場合、新幹線と深夜バスのコンボで交通費を節約しました。

JR東日本の場合、えきねっとを使って新幹線チケットを買うと10%~50%安くなります。時期によっては、深夜バスと新幹線がほぼ同じ金額なんて事もありました。わたしは35%offの新幹線をよく使います。わたしがやった交通費節約法3つは、

・ネットを使って、チケット予約をすること
・チケット予約はとにかく早く!1ヶ月前にはチケット予約をする
・深夜バスを使いまくる (これはお薦めしません。眠れず疲れがハンパない・・・)

金券ショップが安いとか言いますが、ネット予約の方が断然安いです!35%offのデメリットは各駅停車だったり、指定の新幹線に乗らなくてはいけません。

またチケットを購入した後にもしスケジュールが変わった場合、払い戻し手数料が高いです。(割引分がふっとびます)深夜バスもネット割や早割はあります、わたしの場合は深夜バスでも1000円くらい節約できました。

全国の深夜バス予約だと、バスぷらざ(日本旅行) は日本旅行が運営しているということで、大手の安心感はあります。

遠距離介護・最強の交通費節約方法

今日の結論ですが、成年後見人になるというのが最強の交通費節約 だとわたしは思います。うちの場合だと祖母の財産から、交通費を捻出しています。実は裁判所に最初確認した時は、この交通費は認められなかったのですが、あまりに交通費負担が多いという事を申し出たら、介護費用として認めてもらうことができました。

祖母の財産は減ってしまうのですが、そもそも祖母の介護や手続きのための帰省です。介護する側にも家族もありますし、介護者自身の財産を守る必要があります。

成年後見人は任命されるまでも大変ですし、任命後の職務もそれなりに負荷がかかります。わたしの場合は仕事を辞めてしまい、いわゆるサラリーマン定期収入がゼロです。

だからこの交通費節約は、ものすごく大きいです。成年後見人になるためには、いろんな条件や制約もあります。かなりハードルが高い交通費節約方法ではありますが、わたしにとっては最強の交通費節約です。

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2 件のコメント

  • 今まさに北海道の母を東京に呼び寄せようとしているところです。
    わたしのネックは交通費もあるのですが自分の予定が立てられないところです。
    母は家電を何度も買い換えたり、支払いの済んだ税金などを何度も払うと言いだしたり、
    お金の管理が難しくなっています。
    電話で話しても分からない、いついつ誰かがお金取りに来るから送金しての繰り返しです。
    同居以外の方法を思いつけなかったのですが、皆さんどうされているんでしょうか?

  • 猫屋万年堂さま

    コメントありがとうございます。

    認知症の場合、呼び寄せによる環境の変化がどう影響するかは考えるところだと思います。わたしはできるだけ環境を変化させないほうがいいと思い、母を岩手に残したままで、ケアプランを充実させています。ヘルパーさんや看護師さん、理学療法士さんが毎日来ますし、デイサービスも2年かかりましたが行ってもらっています。お金もわたしが管理していて、現金以外のキャッシュカードなどは母にはもたせてません。さらにいろんなケースを知りたい場合は、都内でしたらパオッコさんのパオッコサロン(無料)に参加してみてもいいかもしれません。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住の介護作家・ブロガー。認知症ライフパートナー2級、認知症介助士。なないろのとびら診療所(岩手県盛岡市)地域医療推進室非常勤。祖母(認知症+子宮頸がん・要介護3)と母(認知症+CMT病・要介護2)のW遠距離介護。2013年3月、2回目の介護離職、同年11月祖母死去。2017年悪性リンパ腫の父(要介護5)も別拠点で在宅介護したが死去。現在も東京と岩手を年間約20往復、書くことを生業にしれっと介護を継続中!連載:介護ポストセブン(小学館)認知症ONLINE(ウェルクス)、著書:医者は知らない! 認知症介護で倒れないための55の心得 (廣済堂出版)医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)