余命宣告がなかったら・・・

祖母(89歳)の90歳(卒寿)の誕生日が近づいてきました!

考えてみれば、2012年12月にお医者さんから半年という余命を宣告されて、2013年5月頃がひとつの目安か~ なんて思っていたら、あれよあれよともう9月。あてにならないと言われていた余命宣告ですが、本当に外れてくれてよかったなぁ~ そう思っています。

余命宣告がなかったら、介護をしていなかったかもしれない
余命宣告がなかったら、母の認知症は悪化していたかもしれない
余命宣告がなかったら、時間の大切さに気づかなかったかもしれない
余命宣告がなかったら、東京でサラリーマン生活を継続していたかもしれない
余命宣告がなかったら、このブログは開設されてなかったかもしれない

初めて余命宣告された時はさすがに言葉を失うんですが、だいぶ時間が経って考え方もだいぶ変わってきました。認知症の祖母なので、余命宣告の事は伝えてません。伝えたらショックで認知症が悪化すると判断したのと、お医者さんとも相談して伝えない事にしています。

認知症で忘れてしまう事が、これほど好都合に働くってこともないなぁ~と思います。常に記憶しておくことは幸せなようで、不幸せでもあります。都合悪い事は忘れてしまいたいですからね~

竜巻や台風などの自然災害で亡くなったり、交通事故で亡くなったりする場合は、何の準備もなく突然死が訪れます。でも我が家はというと、余命宣告があったおかげで、遠距離介護に集中できるという・・・とてもしあわせな環境です。これからどういうステージが待っているのかは、正直なところよく分からないのですが、家族中見渡しても自分か妹しか介護できる人がいないので、ひとつひとつクリアしていきます~

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住の介護作家・ブロガー。認知症ライフパートナー2級、認知症介助士。ものがたり診療所もりおか地域医療推進室非常勤。祖母(認知症+子宮頸がん・要介護3)と母(認知症+CMT病・要介護1)のW遠距離介護。2013年3月、2回目の介護離職、同年11月祖母死去。2017年より悪性リンパ腫の父も、別拠点で在宅介護中。現在も東京と岩手を年間約20往復、書くことを生業にしれっと介護を継続中!連載:介護ポストセブン(小学館)認知症ONLINE(ウェルクス)、著書:医者は知らない! 認知症介護で倒れないための55の心得 (廣済堂出版)医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)