遠距離介護で最も大切な人のはなし

わたしの遠距離生活にとって最も大切な人のはなしです。

うちは祖母(89歳・要介護3)が療養型病院で入院、認知症の母(要介護1)は家に1人でいます。入院している祖母については、病院にお任せしているので、わたしは週2回パジャマの交換と、認知症のため長く会わないでいると忘れてしまうので、そういう意味で会いに行くようにしています。大腿骨を骨折したり、微熱を出したりとハラハラしましたが、今は落ち着いています。いまは病院がメインなので、わたしの介護は決して負荷の高いものではありません。

一方の母(69歳)ですが、こちらは認知症の初期です。遠距離介護でどちらが負荷かというと、完全に母です。本人はそれに気づいていないです、祖母の介護のために、わたしが隔週で東京から帰ってきていると勘違いしていますが、そのまま放置~

わたしの遠距離介護で最も大切な人

わたしの遠距離介護を支えてくれている人、それは週2回来てくださるヘルパーさんです。ケアプラン上お願いしているのが、母の買い物の手伝い、そしてゴミ捨てです。寒い冬に母は手足が不自由なため、外を歩く事ができません。そこでゴミ捨て、買い物などをお願いしています。時間が余った時は、お話相手にもなってもらってます。

実際スタートしてみると、こんなに心強い事はない!っていうのが感想で、遠距離介護にはなくてはならない人です。わたしが東京にいる週は週二回は買い物をしてくれます、またゴミも捨ててくれます。ホント言うと理想はこれら全部、認知症の母がこなしてくれれば・・・って思います。

単独で買い物ができるか・・・一応できます。但し、全く関係ないものを買ってきたり、同じものを何度も買ってきたりします。それでも1人暮らしなので、なんとか成り立つんですが、年金暮らしなのであんまり無駄なものばかり買われると経済的に厳しいです。またゴミ捨て、こちらは曜日感覚がしっかりしていないとだめなのですが、ここ半年様子を見てますが、燃えないゴミはたまっていく一方なので、ヘルパーさんとわたしが気づいたら捨てます。

ヘルパーさんがサポートしてくれているので、安心して東京に戻ることができます。ブログのサブタイトルにもあります、”ひとりでがんばらない”というのも、ヘルパーさんあっての事なので本当に感謝しています。

認知症は治らないので、今からヘルパーさんとおつきあいをしていって、我が家の状況にお手数おかけするんですが慣れてもらうしかないと思っています。また、何年後かに母はヘルパーさん自体も忘れたり、最終的には息子の自分ですら忘れる時期が来ると思います。今のうちから慣れておけば、認知症が進行したとしても、習慣や慣れでカバーできるのかな?なんて思っています。

コウノメソッドがいう介護者保護主義と遠距離介護

遠距離介護はひとりでは成り立たないんですが、やはり利用できる制度(介護保険)はしっかり活用して、介護する人を守るというのが大切です。これはコウノメソッドにある介護者保護主義からもきてますが、”患者と介護者の一方しか救えないときは介護者を救うこと” これって本当に重要です。

介護する側は一生懸命介護する人のために!って思います。でも、介護される側は介護する人の環境や生活を壊してまで、介護されたい!って思ってはいないはずです。この介護者保護主義という言葉も非常に共感しているので、ブログでコウノメソッドについていろいろ書いております。

遠距離介護をしていくにあたり、誰かに頼るというのは本当に重要ですよね。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住の介護作家・ブロガー。認知症ライフパートナー2級、認知症介助士。ものがたり診療所もりおか地域医療推進室非常勤。祖母(認知症+子宮頸がん・要介護3)と母(認知症+CMT病・要介護1)のW遠距離介護。2013年3月、2回目の介護離職、同年11月祖母死去。2017年より悪性リンパ腫の父も、別拠点で在宅介護中。現在も東京と岩手を年間約20往復、書くことを生業にしれっと介護を継続中!連載:介護ポストセブン(小学館)認知症ONLINE(ウェルクス)、著書:医者は知らない! 認知症介護で倒れないための55の心得 (廣済堂出版)医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)