病院っていろんなタイプがあるって、知ってました?急性期病院と療養型病院

私の祖母(89歳)が子宮頸がんで入院、高齢のため抗がん剤も外科手術もできない祖母は、放射線治療のみを選択しました。この頃わたしは東京で仕事が忙しくて、実家に比較的近い妹に入院手続きから、入院で必要なものなどをそろえてもらうようにしました。

放射線治療が終わり、しばらくすると手術した病院から、

『退院の時期についてお話を・・・』

わたしは医療系のど素人ですから、最初は手術して入院してこのままずっとここでお世話になる・・・とばかり思っていました。入院して2週間くらいで、もう退院の話をするってのは何かあるな・・・妙に冷静でした。

患者の家族側はきっと 『病院の追い出しが始まった』 とても不愉快だ なんてことになる人が多いんじゃないかな?と。どうも周りに頼れる人がいなくって、ネットがすべてだった自分はすぐこの状況を調べると分かりました!病院にはいろんなタイプや役割があることが。

ひとつ救いだったのが、こちらの病院にはがん患者支援センターがあって、がん患者の家族がどうしたらいいかなど相談に乗ってくれる相談室がありまして。そちらのがん性疼痛看護認定看護師(よめません・・)の方がすばらしくて、そこから実家に帰る都度、あるいは仕事の合間など、祖母の今後についていろいろ相談してました。医療ソーシャルワーカーの方には、成年後見制度の後押しをしてもらい、ホント素晴らしい!

この読めない看護師さん(笑)は、要はガンの痛みをやわらげるお仕事で、祖母はステージⅢのaの子宮頸がんなので、進行した際の痛みの事を考慮した病院選びをしてくれたのでした。いやぁ・・知れば知るほど奥深いですね、医療や介護の世界って。なので、怒らず冷静に対応できたのですが、その病院のタイプって・・・・

急性期病院と療養型病院

急性期病院って簡単に言うと、高度な治療や手術、検査なんかを行う病院で、わたしのところだと県立なんとか医大とかそういう感じのところです。入院期間も1ヶ月ぐらいが平均で、治療が終わると家に戻るか、療養型病院に移ります。

一方療養型病院ですが、症状が安定しているけど、時間をかけた治癒が必要で長ければ1年以上いるケースもある病院です。医者の数も看護師さんの数も断然急性期病院の方が多いし、わたしの行った3つの病院で比較すると、急性期病院の方がいろんな意味でレベルが高いです。

療養型病院が廃止の方向へ
社会的入院というまた耳慣れない言葉を目にしました。社会的入院とは、治療目的で病院に留まるのではなく、治療の必要なく長期入院を続ける状態を指すそうです。入院治療が終わっても、受け入れ先である家や施設の空きなど行くあてがないのでとどまっていることを指すそうで、そういった病院は今後廃止していくそうです。

そういう意味でうちは治らないという意味で治療は終わっているし、出ていかなくてはならない・・・、そして受け入れ先である老人保健施設もいっぱい、自宅に戻そうにも認知症の母が対応では、とりあえず病院にいてもらうしかないんですよね・・・これが日本の医療費を増大させている一因でもあるんですが・・・

なんか今回は難しい話になってしまいました、この先病院を結局延べで4か所転院することになるんですが、こういう情報を知らなかったら感情的な一家族になっていたんだろうな・・・って思います。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住の介護作家・ブロガー。認知症ライフパートナー2級、認知症介助士。なないろのとびら診療所(岩手県盛岡市)地域医療推進室非常勤。祖母(認知症+子宮頸がん・要介護3)と母(認知症+CMT病・要介護1)のW遠距離介護。2013年3月、2回目の介護離職、同年11月祖母死去。2017年悪性リンパ腫の父(要介護5)も別拠点で在宅介護したが死去。現在も東京と岩手を年間約20往復、書くことを生業にしれっと介護を継続中!連載:介護ポストセブン(小学館)認知症ONLINE(ウェルクス)、著書:医者は知らない! 認知症介護で倒れないための55の心得 (廣済堂出版)医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)