認知症の母と2か月ぶりに再会。短い時間なのにえらく症状が進行した

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2か月ぶりの母との再会

前回の遠距離介護の最終日は、2月19日。地震の影響で東北新幹線が2週間ほどストップし、泣く泣く飛行機で花巻空港から羽田へ帰ったあの日から、2か月ぶりの再会です。

5月1日午前、緊急地震速報が鳴り再び地震。盛岡は震度4でしたが、わたしの感覚では震度6クラスきた!と思い、とっさに母親をコタツの中に入れ、上からわたしが覆いかぶって天井の揺れを眺めるほどでした。1分くらいの長い揺れで、2月に引き続き怖い思いをしました。

いずれも自分が帰省したときの地震でよかったのですが、ひとり暮らしの母を置いての地震の多さはかなり不安です。

岩手の妹から、母の認知症がさらに進行していると聞いていて、2か月でそんなに変わることある?と思いながら、GWを一緒に過ごしたのですが、確かに悪化しておりました。

母の妹、娘、息子、息子の名前が、ミックスされ分からなくなります。前からありましたが、それがさらにひどくなった模様。失禁回数も増えましたし、最近はご飯を食べ終わったかどうか、分からなくなりました。

コロナ禍は、2か月に1回ペースでなんとか帰省してきました。最初の頃は影響ないかな?と思っていたものの、2021年に入って、一気に症状が悪化している印象です。とはいえ、年内は以前の2週間に1回ペースの帰省はムリなので、今できることをしっかりやります。

不在中に変わったお薬の運用

ご飯を食べ終わったか忘れるので、当然お薬を飲んだかも忘れます。なので、お薬カレンダーのポケットに入っているお薬を、片っ端から飲んでしまうのです。

前にもたまにあったので、それほど驚いていないのですが、家族でなくヘルパーさんや訪問看護師さんもその異変に気づくレベルになってしまったので、お薬の運用を変えました。

以前は2週間分のお薬を、訪問看護師さんがセットしてくださる運用でした。今後は、当日と翌日の計4回分のお薬をカレンダーに挿し、それ以外は家の別の場所へ隠すという運用になります。

2週間分のお薬カレンダーなのに、ほとんど使われない
新たにできたお薬箱(避難用)

GW中に2週間の健康観察を無事終え、GW明けから通院や用事を次々とこなしていきます。ブログでご紹介するつもりですが、ネタのストックがすでに大量にできました。それだけ短期間に、いろいろなことがありました!

GW中に配信した音声配信voicy

音声配信voicyは、ブログお休み中に3本ほど配信しました。#054からは珍しく連続ものになっているので、聴いてみてください!じわじわじわじわフォロワーさん増えてて、うれしいです!

今日もしれっと、しれっと。


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【わたしの書いた最新刊】
東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか