6作目の介護の本の進捗状況

2022年3月に6作目の介護の本を書くとブログで宣言し、3か月後の6月に途中経過を報告。さらに3か月経った9月現在も、もちろん本を書いています。土曜日だけは本以外の仕事をしていますが、基本は毎朝、毎晩、ずっと執筆です。

本の書き方

本の書き方は人それぞれですが、わたしはWORDの縦書きで書く小さなこだわりがあります。このブログも他の原稿も横書きが多いので、縦に書いていると本を書いているスイッチが入ります。

小説家の方の中にはネットを見ると気が散るということで、ネットが繋がらないテキスト入力専用マシンの『ポメラ』を使って執筆される方もいらっしゃいますよね。

わたしは実用書の執筆なので、厚生労働省とか総務省の資料を読む必要があって、ネット接続は必須です。なので執筆中に脱線して、気づいたらどうでもいいサイトによくアクセスしてます。

本の進捗は?

本の進捗ですが、WORD上で書いた原稿(初稿)を出版社の編集者さんに提出しました。

なので、一応最後まで通しで書き終わっています。その原稿を編集者さんが読み、たくさんコメントが書かれた原稿が戻ってきて、それに基づいて大幅に原稿を修正しているのが今の状況です。(二稿といいます)

初稿を書いているときは0から1を生み出すので、生みの苦しみがあります。生み終わったあとは一応達成感はあるんですけど、今どういう気持ちで初稿を読んでいるかというと、この文章書いたの誰だ? って気分です。

編集さんのダメ出しはもちろんあるんですけど、それ以上に自分で自分にめちゃめちゃダメ出ししてます。こういったダメ出しができるのも初稿があるからできるのであって、何もないと修正すらできません。だからとにかく書き切る、最後まで進めることが大切です。

二稿のやりとりが終わると、ゲラといって本を印刷するレイアウトにデータを流し込む作業が待っています。わたしが何かするわけではありませんが、ゲラができるといよいよ本になるなって感じがします。

このゲラ(紙とかPDF)が手元に来たあとに、また読み直して修正していきます。これを何度か繰り返すので、初校、二校、三校、念校みたいな感じで、原稿をチェックしていきます。デザイナーさんとか校閲さんとか、関わる人の数も増えていきます。

いつ発売で、どの出版社からの本で、どんな介護のテーマなのか、何も明かしていませんが近いうちに発表できればと思っています。といいつつ、自分の中では5割も完成してない感覚なんですよね、実は。

音声配信voicyの最新回は、最近はやっている認知症の人から見た世界の本の話です↓

今日もしれっと、しれっと。


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東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか