2023年1月18日発売の新刊『親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること』(翔泳社)が、発売から1か月かからずに重版が決定しました。本を購入してくださった皆さま、本当にありがとうございます!
びっくりした重版の早さ
わたしの重版最短記録は6日ですが、今回は2番目の早さです。正直なところ書評も見当たらないので、どこで売れているんだろうと。
このブログでも紹介した介護とは無関係の道具を、介護にどう使うかを本に詳しく書きました。実はブログではあえて避けてきた、だけど重要な福祉用具(杖、手すり、歩行器、車椅子、介護ベッドなど)について、詳しく取り上げてます。
わたしは福祉用具ひとつで介護が大きく変わると思ってまして、介護職の中では地味な存在なんですけど福祉用具のプロが頼りになります。そのプロの頼り方や介護保険制度上で金銭的にどんなメリットがあって、市販の介護ベッドとは何が違うかの解説もしています。
この本を書くにあたり福祉用具の文献を読み漁ったのですが、いわゆる杖の種類や手すりの種類の説明が多くて、それって介護家族に必要な情報なの? と思いまして。それで親が使う際に、子は家の中のどこに気を付けたらいいのかを解説してます。
さらに介護のためのリフォーム、介護保険の住宅改修についても取り上げてます。ちなみにこの本で注目されているのはやはり、このブログで何度もご紹介しているデジタル電波時計とか見守りカメラとかスマートリモコンとかです。まだまだ情報が広く行き渡ってないですからね。
重版、本当にうれしいです!前作の『親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと』(翔泳社)同様、定番化して欲しい本です。ゆっくりじっくり、多くの介護に関わる人のところに広がるといいなぁ~
書店さんの店頭
在庫も著者POPもある書店さんでオススメは、首都圏はジュンク堂池袋本店さんの6階です。わたしの本以外の介護の本がめちゃくちゃ充実しているので、介護している人なら1回は行くべき書店さんです。
岩手県はさわや書店さんで、店頭の一等地に置いて頂いてます。わたしはフェザン店、本店、松園店、釜石店、釜石イオン店、宮古店と行ってきました。
わたしは全国の書店をぐるぐると回っていますが、店舗数は年々減っていて切なくなるレベルです。書店に行って偶然本を見つける、あの出会い方はリアル書店ならではと思います。
下記リンクはさわや書店の栗澤順一さんの本で、2月22日発売になります。わたしはさわや書店さんで購入しますが、いずれ書店員さんの働き方が栗澤さんのようになっていく気がしてます。
外商として、本を通じて地域とつながる、イベントを仕掛ける書店員さんって、全国にそうはいないと思います。薬剤師の皆さんが薬局から外へ出ていく、あの感じと被るんですよね。書店が減る中で栗澤さんの動き方、働き方は今後のスタンダードになるのかもしれません。
音声配信voicyの最新回は、遠距離介護って言葉を知らない人の介護の話です↓
今日もしれっと、しれっと。
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