6月の遠距離介護終了。予定通りでしたが、想定外のことは起きますね

昨年末から母の血便と転倒骨折、新幹線の停電で足止めなどなど、2024年前半の遠距離介護はずっとバタバタでしたが、6月の遠距離介護は予定通りに通院や介護をこなしました。

年前半が大変だったので、後半は安定した遠距離介護になって欲しいところです。本を書かないといけないし、講演会も増えてくるのでマジでお願いします!むしろ年前半で助かったというか、後半がバタバタだったら、感情を爆発させた記事だらけになっていたことでしょう。

といいつつ、やはり予想外の出来事はゼロにはなりません。

予想外の5日連続真夏日

予想外だったのは、梅雨前に盛岡で真夏日が5日連続であったことです。東京よりも暑い日が、結構あったと思います。真夏に向けて、エアコンの設定温度と母の体感温度との相性の確認や、少し残っていた冬物も片付けました。

あとこたつも片づけたいところですが、梅雨入りして朝が寒くなる可能性もあるので、来月に撤去するつもりでいます。こたつのコードだけは片づけておかないと、母が真夏日に電源を入れる可能性があるので撤去しました。暑くて洗濯物がすぐ乾いたので、シーツやタオルケットは何回も洗濯しました、これは助かりましたね。

最近母の生活圏内から少しずつものがなくなっているのですが、今回はアイロンを片付けました。わたしが見ていれば母はアイロンがけはなんとかできますが、さすがにひとりのアイロンがけは危険です。電源入れっぱなしからの火事の心配があります。

誤食しそうなものはだいたい撤去したのでもう大丈夫だろうと思っていても、いろいろ対策をしないといけないものが次々と出てきますね。

貼り紙で知らせたり、スマートスピーカーで知らせたりする方法がもう通用しないので、母の見えないところ、触れない場所に置く、対策はこれ一択になっています。

骨折はたぶん大丈夫そうなので、再び重度の認知症とどう折り合いをつけていくかの戦いに戻ろうと思います。症状はよくはならないので、あとは介護者側でどう対処していくかだけです。

今日もしれっと、しれっと。


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東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか