10月の遠距離介護は冬支度と越境した草木の剪定

昨日、盛岡に到着しました。

到着早々、歯磨き粉にまみれた箸10本が冷蔵庫に入っていて、テレビのリモコンがなくなってて、座布団を尿から守るシートが抜かれてて、トイレの壁に便がついてて、元に戻すのに2時間ほど格闘したのですが終わらなかったので、翌日に持ち越しです。

歯磨きセットは鍵のかかる食糧庫の中にあったので、ヘルパーさんが逃がしてくれたのだと思います。あの箸を見たら、そういう対処になりますよね。

10月の遠距離介護は、緑内障の眼科通院と肛門科を予定しています。本当は新しい入れ歯の調整のための歯医者もあったのですが、予約がいっぱいで11月に延期になったので、わたしとしてはいつもよりラクな遠距離介護になると思っています。

10月はしっかり冬支度をします

東京は10月でも真夏日がありましたが、さすがに盛岡はそうはなりません。

9月の遠距離介護でこたつを出して正解で、盛岡の最低、最高気温をYahoo!天気で見ていると、朝も夜も寒くなってすっかり秋めいてます。

今月は灯油ファンヒーターの準備もして、母の衣替えをさらに進めて冬物を増やしておこうと思っています。母は認知症で季節感がないので、こちらで準備しないと風邪をひきます。

面倒な庭の剪定の続き

わが家の草木がご近所に越境しておりまして、前回はその越境した部分を剪定してきました。夏が暑かったからなのか、今年シルバー人材センターの方に剪定をお願いして樹木の生育が良くなったからなのか分かりませんが、とにかく雑草はひどいし、木の枝もガンガン伸びてます。

隠居生活で樹木の剪定をする分にはいいのですが、母がデイサービスに行ってる間に剪定するのはちょっと違うといいますか。ムダに庭が広いので、母がいない隙を狙って何日もかけてやる必要があります。

母が居るときに剪定をすると、自分がやらないといけないと思うようで「わたしが後でやるからいいって」と、何度も声を掛けてきます。もちろん足の不自由な母にできるわけがないのですが、あまりに何度も声を掛けてくるので、基本はいない時にしかできません。

冬が近づいてくるので、勝手に枯れてくれる部分もありますが、近所への越境はまずいので、最低限の剪定はしっかりやって帰京します。

今日もしれっと、しれっと。


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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか