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マスク着用率1割の場所へ偶然行くことになって

マスクの着用が個人の判断になってから、約1か月が経ちました。

とはいえスーパーへ行っても、新幹線に乗っても、多くの人がマスクをしています。新幹線の車中ではお弁当やビールを食べている方が増えてきましたが、やはりマスクをしている人がほとんどです。

そんな中、最近行ったある場所のマスク外している人が9割で、わたしだけがマスク着用だったのです。とうとうここまで来たかとうれしい反面、なんか自分だけマスクしていると逆に変かなとも思ったのです。

その場所とは、スポーツジム。運動とマスクは相性が悪すぎます。ジムでのマスクは息苦しいし、汗もかきます。すぐにでも外したい場所のひとつです。

これまでもランニングスペースだけはマスク外していいよとお達しがありましたが、普通のトレーニングスペースでみんな外していたのは驚きました。コロナ前の日常が、こんなに急に戻ってくるなんて。

わたしも外す機会は伺っているのですが、介護への意識が強すぎてなかなか決断できません。でもランニングスペースで外してランニングしてみたら、苦しくありません。あまりに快適すぎて驚いたのと、当たり前だった日常をすっかり忘れていました。

翌日もジムに行ったら、今度は8割の人がマスクをしてました。あれ? さらにその次の日もジムに行ったら、状況は同じ。ん? 少しずつコロナ感染者数が増えているニュースに敏感に反応しているのか、5月に次のピークがくると予測した名古屋工大のニュースが影響しているのか?

4月は久しぶりにジムに行く時間をまとめて取れそうなので、じっくり筋トレしながら体力を戻す月にしようと思ってます。

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今日もしれっと、しれっと。


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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【著書】
老いた親の様子に「アレ?」と思ったら(PHP研究所)、親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか

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