7作目の本を書きながら並行してやっていること

2024年はずっと、7作目の本をせっせと書いております。

お風呂やジム、ポータブルトイレの掃除、母の通院をしながら、頭の中ではずっと本の構想を考え続けていますが、全く筆が進まない日もしょっちゅうです。生みの苦しみと格闘しています。

頭の中でまとまっていない構想でも、何かしら文章にしないと本は完成しません。とにかく机に向かって何でもいいからキーボードを叩き続けて、少しでも書く努力をしてきました。

そんな状態で書いた文章を翌日読むとなんじゃこりゃってなるわけですが、1週間くらい続けていると、言葉がどんどんつながっていって、まともな文章になるから不思議です。

母の介護もだんだん大変になってきたので、執筆するための隙間時間の確保も大切です。それこそ母の朝食を作り始める1時間前に起きて書いたり、母が寝たあとに書いたり、デイサービスに行っている間に、2時間ぐらい時間を取って本を書いたりしています。

東京に帰ってくれば、執筆時間をまとめて確保できると思われるかもしれませんが、盛岡に居るときとあまり変わりません。見守りカメラで母の様子を見ながらになるので、あまり本の原稿に集中できません。東京でも盛岡と同じで、母が寝ている間やデイに行った時間が勝負です。

本の執筆はとにかく書き切ること、これに尽きます。とにかく本1冊分の文章を揃えないことには、編集さんは何もできません。それができないために本が発売できない、著者になれずに諦める方は山ほどいます。

本の執筆だけで食べていければいいのですが、わたしレベルではそうはいきません。本の執筆って書いている間は、本に関しての収入はゼロですから、他の仕事を並行してやらないと生活できません。

本の執筆をしながら、並行してやっていること

2024年のラスト3か月で、介護の講演会が4本決まっていて、さらに1本加わるかもしれません。そして10月から講演や執筆と違う仕事が始まっていて、それにも着手しました。

加えて、この介護ブログはずっと週3回をキープしていますし、音声配信voicyも同じペースでやっています。完全に貧乏暇なし状態が続いていますが、忙しいときは不安を感じずにいられます。

このまま、2024年最後まで何とか駆け抜けたいと思っています。毎年、秋から年末が忙しくて、年の最初が暇なんですよね。2025年は年始から忙しければいいのにと思っていますが、今のところ仕事がないと不安を抱えるお正月スタートになりそうです。

今日もしれっと、しれっと。


【2024年講演会予定】
10/19(土)宮崎県えびの市 → 講演の詳細・お申込みはこちら

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【わたしの書いた最新刊】
東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて12年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか