Business Journalさんが、珍しく 「認知症」 を取り上げていて、タイトルがとても刺激的でしたのでご紹介します。
「公務員は、なぜ認知症になりやすい?変化を好まない、マンネリが危険因子に」
元ネタは、認知症専門医 長谷川嘉哉さんの著書「公務員はなぜ認知症になりやすいのか」です。長谷川さんの祖父が認知症だったそうで、名古屋中心に活動されています。コウノメソッドの河野和彦先生も名古屋ですので、愛知県は いろんな認知症の先生がいていいですねー
記事によると、
「認知症は記憶を司る『海馬』が萎縮するために起こるが、最近になって感情を司る『扁桃核』の衰えも発症に大きく関わっていることがわかってきた」という。そこで大切なのが、扁桃核=感情を刺激する生き方だ。そのためには、不快に感じることを、考え方や行動によって快に変えていくことが、扁桃核を刺激し、認知症の予防につながるらしい。したがって「認知症になるか、ならないかの分かれ道は40代以降、扁桃核に刺激を与えてきたかどうか」が重要となるのだ。」
これと、「公務員」 がどうつながってくるかということなんですが、
「公務員=マンネリで変化を好まない」
これが、扁桃核への刺激につながらないので、「認知症」 になりやすいという話です。認知症の現場では定説らしいんですが、初めて聞きました。
我が家に当てはめると
うちは「公務員」ではないんですが、亡くなった祖母も母も共通していえるのは、「変化を好まない」 という点です。毎日、決まった時間に決まった事をするのがラクで、人と会う事を好みません。
「刺激を与え続けること」が、認知症予防法だとあります。確かにそうなんですが、「刺激」 を与えすぎると、今度はストレスになってしまうので、加減がとても難しいです。
「好きな趣味を持つ、お金の管理は自分でする、積極的に人の集まりに参加する」
我が家はこれが全くできていないんですよね・・・大切だということは分かっているんですが、頑固な認知症の母には難しいです。
Amazonのレビューは、なかなか厳しい内容のものもあります。ただ考え方としては、正しいとわたしは思います。
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