先日、家庭裁判所から成年後見人の「報酬」の連絡がきました。ちなみに裁判所に報酬の申立をした記事は、下記です。
成年後見人の「報酬」 をもらうために、家庭裁判所に提出したもの
- 報酬付与の申立 という資料
- 付加報酬を求める場合の資料
重要なのは2.です。2は自分が成年後見人として 「どれだけ苦労したか」をアピールすることで、1年間頑張った報酬が決まります。ただ、報酬がいくらなのかは「被後見人の財産金額」で決まります。例えば、資産1億円もっている人の成年後見人のお仕事と、100万円もっている人のお仕事は違います。
当然、財産が多い人が 「報酬」も多いことになります。報酬金額の目安は、こちらのサイトが参考になります。
わたしがもらった報酬金額
実際、裁判所から送られてきた 「報酬」 書類がこちら。(下記画像)
一番下に金額が記載されていて、それを「報酬」として頂く事ができます。実際、成年後見人として任命される前から、後見人のようなお仕事をしていたので、1年間という期間で申請したのですが、返ってきた書類を見ると、
就職の日(成年後見人になった日)から終わった日 までに、変わっていました。最初見た時は、
「げっ、期間短縮されているから、報酬も減らされているなぁ」
と思ったのですが・・・・

具体的な「報酬」を書くと、財産がばれるので、感想で想像してほしいのですが、上記の目安金額よりも
「多かった!」
どれくらい多かったかというと、想定の1.5倍くらいはもらえたと思います。裁判所にしょっちゅう通ったから?これは違うと思いますが、想像するに、
- 東京と地方都市の往復で、通常よりも職務が困難であったこと
- 財産のありかが分からず、銀行や郵便局などを探し回って見つけたこと
- 介護すべき父が別居していたり、母は認知症であったこと
- 介護退職してしまったこと
などが、「報酬」 を押し上げたのでは?と勝手に想像しています。となると、「付加報酬を求める場合の資料」の書き方はとても重要 ということになります。この「報酬」は、祖母の財産から支払われるので、結局は相続人である母からもらうんですけどね・・・・
確定申告前なので、この「報酬」が申告対象かどうかも記載しておきます。ずばり、
「課税対象」
です。えーーーー!わたしのように個人で報酬をもらった場合は、「雑所得」扱いで申告する必要があります。
同じく亡くなった時に喪主がもらえる、市町村からもらう後期高齢者医療制度の 「葬祭費」 は非課税です。

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