2020年7月末発売、わたしが書いた5作目の本『親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと』(翔泳社)が、また重版(増刷)決定しました!
これで3刷目。コロナ禍でふるさとの親に会えない、帰省を我慢する人が多い中で、たくさんの方にこの本が読まれていることに、正直驚いております。
菅総理の緊急事態宣言を、健康観察中の岩手のビジネスホテルで見終わったあと一報が舞い込み、狭い部屋のベッドの上で、ひとり小躍りしました。
重版でも3刷の意味
わたしの書いた5作品のうち、3刷までいったのは最初の本だけでした。久しぶりの3刷で最速の到達なので、わたしの作品の中で最も売れているといっていいと思います。
本を出しても、重版できる確率は1割~2割程度。そこから3刷まで到達すると、本物という人もいます。毎日300近い新刊が店頭にならぶ現状において、陳列場所をキープするのは至難の業ですが、版元(出版社)の営業さんの活動がしっかりされています。
また、読売新聞(全国版)の広告による販促、NHKあさイチの出演などをきっかけに本を見つけてくださって、コロナ禍で親の認知症を真剣に考える方が増えたのだと思います。
そして、本を購入し応援してくださったブログ読者、Voicyリスナーの皆さまのおかげです。本当にありがとうございます!!新年早々、いいこともあるのですね。
著者が考えるこの本の別の使い方
『親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと』という本のタイトルから、遠距離介護の本と思われる方が多いのですが、他の狙いもあります。
それは、在宅介護で距離が近すぎる、ケンカが絶えない、24時間一緒で息が詰まっている介護者が、一定の距離を置くためには何ができるか?という使い方もできます。
コロナ禍でなかなか親の顔が見られない、1年近く会ってないという方もいらっしゃいます。そうした方はこの本で、次帰るときのシミュレーションにして欲しいです。
本の中身が一部だけ公開されているので、ご覧になりたい方はこちらになります↓
コロナ禍の遠距離介護を継続できているのも、この本に書いてあることを実践しているからです。8年遠距離介護をしていて、介護保険サービスを利用しつつも、それだけではどうにもならない工夫や現実を盛りだくさん、カラー&図表で執筆しました。
Amazonレビューを読むと、「実践ガイドブック」「必携」と評価してくださる方が多く、とてもうれしいです。詳しいけど、分かりやすいという評価もありました。
NHKあさイチのディレクターさんもこの本を購入して、第5章の内容を教えて欲しいという依頼から、出演につながりました。コロナ禍ということもあって、朝日新聞全国版、女性自身、テレビ岩手、岩手めんこいテレビなどでも、この本を取り上げてもらいました。
訪問看護師さんのブログに、本のレビューがあります。
親の介護が気になる方も、現在介護中の方も、1冊家に置いておくといいかもしれません。
音声配信Voicyの最新回は、あなたの周りにも必ずいる介護を理由にした転職のお話です↓
今日もしれっと、しれっと。
こんにちは。
本の重版おめでとうございます。
良かったですね。
私は介護で困った時、その時々にあったページをめくり参考にしています。
育児書みたいな感じで使ってます。
Voicyの転職のお話楽しかったです。
もっと若い時に聞いていたら、転職する時参考になっていたと思います。
sakoさま
ありがとうございます!
本も活用して頂き、うれしいです。voicyリスナーの年齢層が分からないので、少し若い方向けの話もしてみました。いろいろ試行錯誤を繰り返しながら、しれっと配信続けます。