先日の世界仰天ニュースを見ていて、認知症介護的にゾッとした話をします。
番組の内容を要約すると、夫が誤って溶かしたアイスを冷凍庫に戻して、それを食べた奥さまのお腹に激痛が走った話でした。
通常マイナス18度以下で保存されるアイスクリームだが、この冷凍状態では微生物の増殖はしにくく品質劣化が少ないため、厚生労働省もアイスクリームは賞味期限記載義務を定めていない。しかし一度溶け一定時間放置すると、元々アイスに存在していた微量の細菌やウイルスが増殖することがあるのだ。
引用元:https://www.ntv.co.jp/gyoten/articles/324bckgw23vlgmt9h5w.html
黄色ブドウ球菌が増えて、ひどいと下痢や嘔吐、食中毒を起こすのだそう。メーカーも溶けたアイスを食べるのは控えるよう注意喚起しています。これが認知症介護とどう関係するのでしょう?
わが家のアイス事情
認知症の母はアイスが大好きで、しばらくはアイスを常備していたほどです。ところが最近は過食が始まってしまったので、アイスの箱買いは止めるようになりました。
母がやらかす問題は、冷凍庫と冷蔵庫の役割を理解してないために起こります。冷凍庫にあったアイスを、冷蔵庫に入れて溶かしてしまうのです。
母は冷蔵庫の整理が好きで、警告音が鳴っていても冷蔵庫を整理し続けるのですが、たまに冷凍庫にあったものを冷蔵庫に入れてしまうのです。また食べかけのアイスを冷凍庫に戻さずに、冷蔵庫に戻してしまいます。
これまで何個の高級ハーゲンダッツをダメにしてきたか。当たり前ですけど、冷蔵庫に入れたアイスクリームはドロドロになります。わたしは仰天ニュースと夫と同じで、また凍らせて食べてましたし、母にも食べさせてました。
高齢の母です、こんなことで入院させるわけにはいきません。最近は過食防止のために、冷凍庫の冷凍食品の下にアイスを隠して、母に見つからないようにしていますが、今後は食中毒にも注意して、ドロドロのアイスを見つけたら即廃棄します。
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今日もしれっと、しれっと。
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