新型コロナウイルスの症状によく似た溶連菌の話

先日Yahoo!ニュースを読んでいたら、SmartFLASHの記事で『コロナに隠れ急増する「溶連菌」患者 高熱など似た症状で「医療ひっ迫」の一因の可能性も』がありました。記事の一部を引用します。

喉の痛み微熱があるので、病院行った コロナは陰性 血液検査したら、溶連菌…子供がなるやつじゃないのん??

引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/664da3ed648d2cfd39b326b417a17165e07c39e2

溶連菌とは『溶血性連鎖球菌』の略称で、鼻やのどの粘膜、扁桃腺などに感染することが多いとされています。代表的な症状は、38~39℃程度の発熱、のどの痛み。そのほか、全身の倦怠感、頭痛や腹痛、首のリンパ節の腫れなどがあるケースも。新型コロナウイルスのオミクロン株の症状とは、発熱やのどの痛み、倦怠感などが同じなので、どちらか分からないというのも当然でしょう

引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/664da3ed648d2cfd39b326b417a17165e07c39e2

子どもが居る方にはおなじみのようですが、わたしは全く知らないまま10年ほど前にこの溶連菌に感染した経験があります。

人生で一度だけ三途の川が見えた瞬間があって、それが溶連菌でした。今までにないのどの痛みを経験して、痰がめちゃめちゃ絡みました。何回咳払いをしても解消しなくて、それを繰り返しているうちに息ができなくなって、「死ぬってこういうことか」と意識しました。

子どもがいなくて、子どもと接点がなくても溶連菌になるんだと当時は思ったものですが、久しぶりに記事で溶連菌の文字を見て、しかもオミクロン株の症状と似ていると記事にあるので、コロナに感染するとあのつらさを味わうんだと、今まで以上に理解が深まりました。

記事内で紹介されている、国立国際医療研究センター病院の溶連菌に関するプレスリリースのリンクを貼っておきます。新型コロナウイルス、引き締めて感染対策を行っていきます!

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今日もしれっと、しれっと。


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工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(80歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて12年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか