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四季から二季になりつつある

ジャーナリスト佐々木俊尚さんの音声配信voicyで、「四季」ではなく「二季」の時代になりつつあるという話がありました。確かに今年の東京は、秋がほとんどなくて夏からいきなり冬がやってきたような感じです。

四季から二季へ、そして北へ移住

東京の四季は春夏秋冬ではなく、年初から冬→暑い初夏→夏→残暑→冬みたいな感じでしょうか? 春と秋はほんの少しあるけど、その時間は年々短くなっているような気がします。

一方、遠距離介護先である盛岡市は、今もしっかり四季を感じます。残暑はありますが9月には秋をしっかり感じましたし、四季ってこれだよなって思えます。とはいえさらに地球温暖化が進んでいくと、何十年後かには盛岡も東京みたいになっているかもしれませんね。

同じ音声配信voicyの竹中平蔵さんの話では、気候変動に適応する極端な例として、北へ北へと移住しようという人も出てきているという話をしていました。夏はいいのですが、雪が降る地域は雪かきが面倒です。とはいえ、その雪かきも温暖化で減っていくかもしれませんが。

わたしは今のところ、このまま東京に住み続けて、できれば最期までいられたらいいなと思っているのですが、竹中さんの話を聴いていると岩手の実家は移住先として残しておいたほうがいいのかな? なんて思いました。

東京で37℃の日に10分自転車に乗っただけで、熱中症っぽくなってしばらく調子を崩しました。四季から二季への流れは、きっと抗えないでしょう。二季の意識を持って衣替えをして、行動計画も変えないといけない時代になりつつあるようです。

わたしは春と秋が過ごしやすいし好きなのですが、その2つの時間が短くなっていくのはなんだかさみしいですね。

今日もしれっと、しれっと。


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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【著書】
親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか

【音声配信Voicyパーソナリティ】
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