エラーレスラーニングという言葉を聞いたことがありますか?
エラーレスラーニングとは?
エラーレスラーニングとは、文字通りエラーをレスすること、エラーをなくした学習方法ということです。認知症の方が失敗しないように支援してあげること、常に成功体験の連続を生み出すことで、認知症の方の不安・ストレスを取り除く事を言います。
『そういえばあの時、やっちゃったよな~ あぁ~失敗した!』
認知症でない私でも、失敗体験ってやたらと記憶に残っています。いつまでもクヨクヨしてしまいます。そしてそれを思い出すと、なんかいや~な気持ちになる・・・・ 結局、失敗した記憶(エラー)は残りやすく、そして不安を生む要素でもあります。失敗を記憶すると、それが脳の回路にできてしまうので、記憶させないようにするのが、この方法です。
認知症の人にとって、こういった不安とかストレスは、認知症の進行を加速させる要素なので、エラーレス・ラーニングは失敗をひたすら取り除くのです。
エラーレスラーニングの具体例
では、具体的にはどういった行動が、エラーレス・ラーニングなの?というところですが、わたしの場合だとこうです。
『今日って何日、何曜日か分かる?』
わたしが認知症の母に対して、しょっちゅうしてしまう質問です。これで認知症の状態を試しているんですが、これがどうやらエラーレスラーニング的にはだめで、『今日は木曜日、×月×日だよ』 と教えたほうが、もし間違った曜日を言ってしまって、失敗(エラー)が記憶されるよりも、先に教えてエラーレスな環境を作ってあげる こんな感じでやるようです。
なるほど・・・・
これはこれでテクニックとして、頭の片隅に入れておいたほうがよさそうだなと・・・・結局、認知症においては、『注意して、言って聞かせて認知症患者に理解させる』ってよくないことなので、このエラーレス・ラーニングを知った時も、やっぱり同じなんだ・・・というのが、わたしの第一印象です。
褒めて、褒めて、褒めて 子供を育てるかのように、認知症にも応用する ってのが、やはりいいんですね。
これはリハビリテーションのテクニックとして使われているとのことですが、公式サイトや提唱者が見つからないんですよね・・・・
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