介護を転職理由にして、会社を辞める人は本当に多いです。しかし「本当に」介護が理由ではなく、嘘をついて辞めるケースが後を絶ちません。嘘がどんな弊害をもたらすのでしょう?
介護を退職理由として利用してしまう理由
- 介護を理由にすると、会社や上司を説得しやすい
- 仕事がイヤで転職するとしても、介護を理由にすれば正当化できる
- 面接で退職理由を聞かれた際、介護を理由にすれば相手の人事も納得する
- 介護が理由だと、会社側が引き止めづらい
- 人事も、介護が理由なら深く質問できない
などです。
こういう人が非常に多いので、本当に介護離職する人まで人事や上司、同僚から疑いの目で見られるケースもあります。会社を辞めて2~3か月後に他の会社に移籍していたら、介護は嘘です。介護を口実に面接に臨んで見たものの、風の噂でばれちゃった方もいます。こういう方は出戻りはできませんよね。
わたしの場合は本当に介護が理由だったので、後ろめたい気持ちは全くありませんでした。
会社に辞表を出した後、自分の介護をオープンにするかどうか考えましたが、わたしはすべて話しました。そうすると介護に関わっている人が多くて、びっくりしました。ただ、上司は話こそ聞いてくれましたが、人事に至っては介護休業制度の説明も特になかったです。
人事に何かを期待していた訳ではなかったので、自分で会社の制度もチェック済でした。介護はひとりで頑張るものではないし、ひとりで頑張るのは情報集めだけでいいです。
転職理由に介護を使う人は多くいますが、「要介護度はいくつですか?」とか「お母さんは要介護認定受けてますか?」などの質問に答えられないようなら、今すぐその理由は使わないでください。確実に内定はもらえません。
今日もしれっと、しれっと。
初めてコメントさせていただきます。
『介護を口実に 会社を辞める人が非常に多い』
離職し 一年以上経過しますが、個人事業主でしたので、会社の制度 云々が無く 離職の選択しかない者からすると、ショッキングな文言でした。
グリフォンさま
コメントありがとうございます。
会社を休む口実として、遠くの親族が亡くなったと理由づけする人がたまにいますが、あの感覚に近いところがあります。本当に介護のために離職した人からみると、とても悲しい話なんですが、イーキャリアの転職体験談にも書いてあるように、あったりするんですよね・・・