わが家で愛用している在宅介護グッズ(消耗品)Amazonベストバイのご紹介

母を在宅で介護するためにAmazonで購入している消耗品系のグッズを、ご紹介していきます。いろいろ試してこれがいいというもの、たまたまAmazonで見つけてそのまま何年も愛用しているものなど様々ですが、どれもわたしの中ではベストバイ商品です。

わたしはポイントを貯めたい、買いに行ってる時間がない、近くのドラッグストアで扱っていないなどの理由で、在宅介護グッズはAmazonを中心とした通販で購入しています。特にリハパン、リハパンパッド、トイレットペーパーなどの大物ほど、通販を活用しています。

それでは在宅介護、Amazonベストバイです。

ダフィ 使い捨て吸水シート 100枚入り

こちらはAmazonで偶然見つけて購入し、今では欠かせないものになりました。使い道は母のリハパンを替えるときに椅子に座ってもらうのですが、その椅子を汚さないようにするためです。

他にも座布団や座椅子が尿で汚れたとき、本体までしみ込むとニオイが落ちません。このシートで座布団や座椅子などを覆えば、洗濯は座布団・座椅子カバーだけで済みます。なので、わが家の座布団には必ずダフィのシートが入ってます。

わが家のトイレは狭く着替えが難しいので、このような形になりました。コスパが最強で下の写真のとおり100枚ギチギチに入って、お値段は2,297円。唯一の欠点は、裏表が分かりづらいところでしょうか。手で触って確認していますが、全く問題ないです。

見てのとおりパンパンにシートが詰まってます
シートを敷いた椅子に座ってもらって、リハパンを交換してます

エステー 使いきり手袋 極うす手

ビニール手袋は、1日2~4回くらい使っています。失禁が多ければ、もっと使う日もあるくらいお世話になっている消耗品です。

最初ホームセンターで購入していたのですが、突然棚から消えてしまいました。それでAmazonで探し、こちらを見つけました。中に粉が入っていない、着脱しやすい、破れにくいものと思い、まず1箱をお試しで購入。使ってみたら前の手袋よりよかったので、現在も愛用中です。

朝のポータブルトイレの掃除、失禁処理、入れ歯の掃除、母のお尻を拭くなど、この魔法の手袋さえあれば怖いものは何もないです。左右兼用なので必要になったら2枚取り出して、右と左にささっとつけて使っています。

花王 消臭ストロング 業務用洗剤 4kg

2018年10月にブログでご紹介しているので、もうすぐ6年愛用していることになります。

尿便失禁のニオイを見事に消してくれる、花王の消臭ストロングシリーズです。とんでもない便失禁のときにも使ったのですが、本当にニオイも汚れもキレイに落ちます。コスパをよくするために、ここ数年は業務用4kgを買っています。

業務用なので、介護施設向けの問屋さんでしか売っていないのでしょうか? 小売店では1度も見かけたことがないです。4kgの写真を載せたかったのですがなかったので、下記写真右の小さい容器に移し替えて使っています。

右の小さい容器に補充して使っています

慣れるとなんてことはないのですが、洗剤の独特なニオイに違和感がある人もいます。

安寿 ポータブルトイレ用処理袋 すっきりポイ

ポータブルトイレの処理袋は割高と思われる方もいると思いますが、わたしは毎朝のトイレ掃除の時間を短縮してくれる最強グッズだと思っております。

バケツに水を溜めて、尿や便をトイレに捨てる作業は、運ぶ手間やバケツの掃除の手間など面倒です。こちらは袋を取り外して、縛ってゴミに出すだけ。ヘルパーさんもきっと、こちらのほうがラクだと思ってくれているはずです。

以前はAmazonで購入していましたが、現在は福祉用具販売業者さんからの購入に切り替えています。

すっきりポイをバケツに装着した写真

エールズ 消臭力ふとん消臭スプレー

こちらは2年前のブログでご紹介しましたが、現在も愛用中です。洗濯できない布団、マットレスなどが汚れた場合に、ニオイを消すために使ってます。

防水シーツはもちろん使っていますが、例えば汚れたリハパンをマットレスの下に隠されると、マットレスが汚れます。リハパンが尿を吸収してくれているから大きな被害にはなりませんがえ何となくマットレスを洗濯したい、ニオイが気になるときにこれを使ってます。

ライフリー らくらくおしりふき トイレに流せる

おしりふきは先月ブログで紹介したばかりなので、記事リンクを載せておきます。

ご紹介したAmazonベストバイ、ほとんど失禁処理に関係するものばかりでした。それだけ手間も負荷のかかる介護ですが、こうしたものを使っているおかげで介護時間の短縮につながって、ストレスも減ってめちゃくちゃ重宝しています。

今日もしれっと、しれっと。


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【わたしの書いた最新刊】
東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(80歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて12年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか