在宅介護中の便失禁処理にダイソーのドレッシングボトルと他に購入したもの

陰部洗浄ボトル 百円

この前、帰京する日の朝に母の3連続便失禁で絶句した記事を書いたところ、ブログ読者の見守りカメラさんからこんなコメントを頂きました。

うちではリハパン内にたくさん便が出てしまった時に百円ショップで購入したドレッシングボトルにぬるま湯を入れて、母を便座に座らせた状態で前後から洗い流すようにしています。ウォシュレットとの併用で広い範囲を洗い流せるので慣れるとお尻拭き2~3枚できれいに出来ると思います。

確かにYoutubeで陰部洗浄ボトルを使って、寝たきりの方がオムツをしているときの便失禁処理をしている介護職の方の動画を見たことがありました。

今回、見守りカメラさんのコメントを受け、陰部洗浄ボトルとドレッシングボトル、どっちを買おうか考え、ダイソーでドレッシングボトルを購入してみたのです。

なぜか便失禁でワクワクした

便失禁処理で初めてワクワクしたのですが、早速ドレッシングボトルを使うタイミングが来ました!

母のお尻にちょうどいいと思われる38℃くらいのお湯を入れて、お尻の割れ目にかけてみると、確かに見守りカメラさんの言うとおり、ある程度便が落ちて、大量に紙のおしりふきを使う必要がなくなりました。

ただコメントの詳細を忘れていたので、便座に座らせた状態って書いてあったのに、母を立たせて下に吸水シートを敷いてやったので、次回からは便座に座らせます。このブログ記事を書きながら、調査したところなかなかステキな商品を見つけました!

ライフリー おしりシャワー

わが家でリハパン、おしりふき、からだふきと、絶賛愛用中のライフリーさんから、『おしりクリーンシャワー』が発売されていました。

こちらの商品は、洗浄液をおしりにかけて、あとはすすぎ要らずという優れものです。ポイントはニオイで、お湯だと便のニオイはしっかりしますが、こちらは石鹸調の香りということで、あの臭さを軽減してくれる可能性があります。

シャワーボトルもついていて、しまった!と思ったのですが、いろいろ使い道はありそうですからね。早速購入しました。介護が大変になっても、それを上回るこうした便利グッズがあるから助かりますね。

どんどん話がニッチになってきてニーズがあるか不明ですが、使用感についていずれレポートします。

今日もしれっと、しれっと。


にほんブログ村 介護ブログへ


【わたしの書いた最新刊】
東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて12年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか