母:「ねぇ、閉経はいつだっけ?」
わたし:「知らんがな!」
これは市の子宮頸がん検診の一幕。母子と言えど、こんな会話する家ないでしょう(笑)
娘ならともかく、息子ですからね・・・昨年、祖母が子宮頸がんで亡くなったので、今年はがん検診を受けてもらおう!そう思って連れてったら、出だしからこれですからね、どひゃー
以前、中村うさぎさんと美保純さんのユニット、閉経b48を結成したというニュースを思い出した
この日は乳がん、子宮頸がん、肺がん、大腸がん、胃がんの5つを予約。最初の子宮頸がんの質問票でいきなりこんな事になり、「やっぱり婦人系は息子じゃなく、娘だよな~」と後悔。
ちなみに初潮は覚えていて、認知症の特徴どおりだなと。(直近のことは忘れ、昔の事はよく覚えている)質問票は自分で書いて欲しいのですが、ピック病の暴走があって、質問票をよく読まないんです。すべて ”はい” に丸したことがあって・・・そのため付き添います。
実は前々日から、我が家はがん検診で大騒ぎだったんです・・・
前々日から当日朝までの騒ぎ
「どこの病院行くの?」
「なんの検診なの?」 「何時からなの?」?
「がんは遺伝するでしょ」
「わたしこの病院、行ったことある気がする(行ってないけど)」
「昔、A町にあった病院でしょ(違うけど)」
前々日の夜にがん検診の予定を伝えたところ、当日までに上記ワード各20回ずつ合計120回以上聞かれたんですが、こうなる事は予想済。なので下記文章を紙に書いて指差し!質問されたら 「はい、この紙見てね~♪」 と対応。
「がん検診は明日7時30分出発で、A町のB病院であります。初めて行く病院です!」
今回は胃がんの検査があったので、前日夜8時以降は飲食禁止だったんです。油断すると牛乳を飲んだり、朝食を作りかねないので、このような厳重措置をとりました。
キッチン3か所にこの貼り紙をした結果、何も飲まずに無事就寝。?
ところが翌朝起きてみると、これら貼り紙はすべて剥がされてました・・・うぎゃー!
母:「大丈夫、分かってるから!飲んでないから!」
貼り紙はよくやるんですが、だいたいはがします(笑) 分かった ”つもり” で母は貼り紙をはがすんですが、案の定この質問です。
母:「水は飲んでいいんだっけ?」
わたし:「・・・・・・・だめでしょ!」
最高におもろいよ!って思えるまでに成長した自分を褒め、レンタカーで病院へ。そしたらですよ、まさかの胃がん検診中止(笑)
「別の病院で、胃カメラを飲んでもらったほうがいいですね~」 と看護師さん。
貼り紙の苦労もあるし、東京から駆けつけたし、2か月前に予約とってるし、10年以上検査やってないので、
「なんとか実施する方法はないですかね?今日は東京から来まして、10年も受けてないもので」 とわたし。
すると、母がここぞとばかり、
「今日はいいんじゃない、胃がんは(本人はラッキーと思ってる)」
看護師さんもご本人様がそう言ってますしとか言って、検診をパスさせようという流れに持っていきます。冷静に考えると、握力左手が5㎏しかない母があの胃カメラ台に耐えられるわけないんですよね・・・・ということで、胃がん検診は中止となりました。
前日の貼り紙は、捨て看板屋で働くための練習?ガン検診は無事終了。検査結果がよければ、すべてよしってことで。
今回のランチ
月1回必ず行く、近所のそば屋にあるおはぎ(150円) 母が突然 「おはぎ、ホントにおいしいです!」 と。店のおばちゃんは「止めようと思ったんだけどね」と言うと、母が「続けてください!」 って。前回おはぎを食べたことを忘れている母ですが、こういう暴走はウェルカムです。
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