母:「佐藤さん(仮名)が来てね、おばあちゃんの仏さん拝んでいったよ」
わたし:「佐藤さん?誰、それ?」
母:「おばあちゃんがお世話になってたデイサービスの人よ」
わたし:「亡くなってそろそろ1年だけど、なんで急に拝みに来たのかね?来たんだ~」(全く信用してないけど、とりあえずこう回答)
母:「あとね、わたしにデイサービスに来ないかって勧誘受けてさ」
朝も昼も夜もご飯を食べている時に、必ずこの話をします。しかも今月初めから数えて、1日目、2日目、3日目、4日目、5日目・・・あれ?今回は収まらないな、いつまで続くんだ??
わたしが東京に戻って、期間を空けると収まることが多いのですが、今回は1か月に渡る執着です。わたしの返答も、
わたし:「ふーん、そうなんだー」 → 「あ、そう」 → 「分かった分かった」 → 「もう5回以上聞いたよ」 → 「もう分かったから」
決して声は荒げませんが、さすがに模範解答ができなくなってきました。あまりにしつこくて、これは確認しないと止まらないな・・ということで、祖母がお世話になっていたデイサービスの相談員の佐藤さんにお電話しました。
ちなみに、同じことを何回も言う人への対応の仕方はこちら↓
うちの電話機は30年前なので、録音機能がありません。受話器の耳のところにスマホを挟んでボイスレコーダーをONしながら、佐藤さんと会話です。
わたし:「以前祖母が大変お世話になりました、孫の40kaigoと申しますが・・・」
佐藤さん:「ケアマネさんから聞きましたが、私どもがお線香をあげたり、訪問するということはないんですよ」?「すごくリアルにお話しされたとケアマネさんから聞きましたが、1度も伺ったことないんですよ」
わたし:「ですよねー 母も認知症で、そういう妄想があったりするもんで・・お騒がせしました。」
訪問することはないという部分だけ、ボイスレコーダーを母に聞かせました。すると、
母:「あら?何かしらね、気のせいかしら。確かにここに座ったんだけど・・・」
認知症の人に説得はしないほうがいいと言いますが、症状が軽い場合は説得するのもありですよね。長谷川式認知症スケールで5点だった祖母には説得しませんでしたが、まだ20点後半を取れる母には、”時には” 説得します。
基本は5回同じことを言われるまでは、そうなんだー って言います。6回目ぐらいからは指摘して、いったん東京に帰って繰り返しが止むのを待ちます。それでも止まらないならば、説得です。
ケアマネさんから心配の電話を頂いたのですが、わたしはというと、
わたし:「あ、いつものことなので、全く気にしてません。大丈夫ですよ、死ぬわけじゃないし」
ケアマネさんも安心したようでした。日常茶飯事なんで、本当に気になりません。ガン検診結果も問題なかったし、とりあえずよかったです。認知症の症状は特に変わってませんが、ピック病特有の待てない感覚は変わらずですね。
全然乾いてないわたしのシャツをきれいに畳んでますからね、これもいつものことなので隠れてわたしが干してます(笑)炊飯器炊き上がる2分前にジャーを開けるのも、いつものことですが慣れました。
今日のランチ
近所にあるお蕎麦屋さんなんですが、なんと1日15食限定なんですよ。あまりに少ないので平日でも、すぐ満席になります。昼のみ限定営業で、土日祝日休み、お盆と冬はお休み。限定しすぎ(笑)母のリハビリ(歩行訓練)にちょうどいい距離なので、月1回は行ってます。
コメントを残す