ある日のこと、地元のテレビ番組を見ていると、女性アナウンサーが視聴者にこんな悩みを打ち明けました。
番組冒頭だったので、その後視聴者よりご意見が集まりまして、
へぇー、そういうもんなんだぁ~
そういえばお米の在庫がないなぁ・・ということで、買い物リストに 「お米」 を書いて、母に渡しました。
母のヘルパーさんへの不思議な気遣い
母は、ヘルパーさんに不思議な気遣いをします。それは、
「買い物リストに重い物があった場合は除外する」
これ、よくやります。ヘルパーさんは車で買い物に行くのですが、以前のヘルパーさんが徒歩で買い物をしていたため、重い物はダメ!と思っているんです。優しい・・・
先日も、毎日コーヒーに砂糖2杯入れて飲まないとだめな母のために、買い物リストに 「グラニュー糖2袋」 と書いて外出。用を済ませ帰宅して、ヘルパーさん記載の伝票を見ると、グラニュー糖がない!どうせ米も買ってないよな・・・、え、あるっ!
重さの基準がよく分かりませんが、
わたし:ホワイトボードに買い物メモを書く → 母:紙に書き写す(重い物除外する) → 必ず8割の買い物になり、結局自分が買いに行く
ほとんど、このパターンです。今回、購入したお米は新米5㎏。珍しいこともあるもんだ・・そう思いながら、古い米を使い切るまで台所の脇に置いておきました。
そして、わたしが東京へ帰る日。
米びつの古い米が無くなったので、わたしが補充することに。これをやっておかないと、母は米をどこかにしまって、最終的にはお米がない!といって、また買ってきてもらうことになるからです。
で、スーパーの袋に入った米袋を「ヨイショっと」持ち上げると、何やら底に物体が。
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「に、に、にょ、尿パッドぉーーーーー(使用済)」
台所の脇にスーパーの袋がある場合、母はゴミ袋と認識して捨ててしまうんですね。よりによって、新米に尿パッドって。(豚に真珠、猫に小判、新米に尿パッド・・・ことわざか?)
<新米に尿パッド>
なんでもすぐ吸収してしまうことから、覚えがいい飲み込みが早いという意味
しょうもなっ!冒頭の番組視聴者は言ってました、米に臭いがう・つ・るって!!
東京で2週間を過ごし、再び実家へ戻り、数日経って、自分のブログネタ帳 「お米ネタ」 の文字を見て、青ざめたんです。
「も、もう、食べてる・・・何食も」
わたしは補充はしなかったのですが、母が珍しくわたしが不在の間に補充してまして(笑)
新しいタイプの怪談でした・・・、今現在、わたしも母も元気です。新米の季節ですね?
今日もしれっと、しれっと。