シニアと大学生のホームシェア「リブアンドリブ」が面白い!

リブアンドリブ

大都市に住む独居のシニアと上京した大学生がホームシェアするNPO法人 「リブアンドリブ」 をご存知ですか?本ブログがこのネタを扱うと介護と勘違いしてしまうと思うのですが、介護を必要とするシニアは申込み対象外です。

リブアンドリブの仕組み

活動内容をサイトから引用します。

日常的にあまり接点のない、シニアと大学生の同居によって、 新しく生まれる「血縁をこえた絆を作る」ことを目的としています。 かつての「下宿」とは違い、シニアと大学生が同等の立場で支え合い、毎日を楽しみに生きていける新しい社会への一歩になる事業です。 仕組みは、大都市に住む一人暮らしの自立したシニアの自宅に、 地方から就学のために都市に出てくる大学生が同居するというものです。 日中は各々が自由に行動し、週に何日か夕~夜の時間を共に過ごして親交を深めます。引用元:http://liveandlive.org/about.html

とてもステキな取り組みですよね?

ひとり住まいのシニアにとっては不安が解消されますし、遠く離れている家族も家に誰か居てくれるだけで安心します。一方の学生は、都心部だとアホみたいに高い家賃がゼロになるという経済的メリットがあります。

シニアと学生の程よい距離感もきちんとできていて、週に数日、夜だけ大学生と一緒に過ごす、食事は別で作るけどたまには一緒に食事するというもので、遊びたい盛りの大学生に負荷はかかりません。

うーん、素晴らしい!これどうにかできないか・・・次で考えてみます。

もし介護でこの取組をするならば?

最初、リブアンドリブさんの取り組みを見た時に、正直キター!と思ったのですが、地方でしかも介護必要な場合はだめだったので、しょぼーん・・・と。

うちは独居の親が地方にいて、部屋もいっぱい余ってます。なんとか同じような事ができないのかな・・・と考えた結果、地方にいる福祉・看護学を学ぶ学生とマッチングしたらどうかと。

介護に全く興味のない学生は同居したいと思わないはずなので、福祉を勉強している学生を対象にします。介護サービスはもちろん他の形で提供されるので、学生は介護負担は負わないけど話し相手だけでもいいし、何より同居してくれるだけでわたしとしてはありがたいです。

妄想だけで終わってますが、以前は下宿ができないか?とか、Airbnbで外人呼ぶか?など、マジメに調べた事はあります。でもリブアンドリブさんの発想をカスタマイズしたら、遠距離介護している多くの人は救われます。学生さんの経済的負担も減らせます。

と思ったら、自分で実行せい! となるわけですが、大学に相談に行ったら一蹴されるのかな・・・

NPO法人 リブアンドリブ | 世代間交流ホームシェア事業NPO法人 リブアンドリブ | 世代間交流ホームシェア事業

今日もしれっと、しれっと。


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【わたしの書いた最新刊】
東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか