【年末年始の介護帰省】健康観察期間を快適に過ごすための3つのコツ

Go To トラベルに東京が加わって、人の移動がさらに増え始めました。

前回、介護帰省に「Go To トラベル」は適用されるか観光庁に問い合わせた結果 という記事を書きましたが、介護帰省にも適用されます。

年末年始こそ帰省する!と考えている介護者は多くいると思います。でも、高齢の親に会う感染リスクは以前と変わっておらず、気軽に実家へ帰れないので、ホテル等で健康観察期間を設けてから帰省することになります。

実際にGo to トラベルを利用して、ホテルで健康観察をした経験から分かった快適に過ごすための3つのコツをご紹介したいと思います。年末年始のホテル予約の参考になさってください。

ホテルの部屋の広さにこだわる

1つ目のコツは、ホテルの部屋の広さにこだわることです。(Go to トラベル対象の宿泊施設を前提にした話なので、まずは対象の宿泊先を公式サイトでチェック)

わたしは旅行ではなく、単なる健康観察による宿泊だったので、安さを追求したホテル選びをしました。当然部屋は狭く、どこからでもベッドが近くて、すぐ眠れる環境です。

なんとなく便利な感じもしますが、生活のリズムが乱れます。疲れたらベッドですぐ寝ちゃうし、お腹が空いたら冷蔵庫開けちゃうしで、ほとんど歩かずに生活できます。これがよくありません。

コロナ感染者がホテルに隔離され、部屋から逃げ出したニュースがありましたが、狭い部屋にずっといると逃げ出したくなる気持ちは、経験してよく分かりました。今泊まっている部屋がこちら。

ロフト付きですがひとり部屋です

せっかくGo to トラベルで35%割引、さらに15%の地域共通クーポンがもらえるのですから、そこそこ広い部屋を取りましょう。割引分、部屋をアップグレードしてもいいと思います。

なんならホテル長期滞在向け月額制サービス「goodroomホテルパス」を使えば、1か月69800円でホテル暮らしができ、しかもGo toトラベルを適用できます。追加料金次第では、高級ホテル滞在も可能です。

都内の1か月の家賃より安いし、電気水道代もかからないし、ホテルのステキな施設も使えるしで、最高です。「goodroomホテルパス」の詳細はこちらで、利用できる地域が限定されています。



単なる健康観察ではなく、ホテル滞在を工夫して楽しんで引きこもった気持ちを解放しましょう!

地域共通クーポンをうまく活用する

2つ目は、Go toトラベルでもらえる地域共通クーポンの活用です。わたしは今回8000円分のクーポンが発行され、使用期限はチェックイン日からチェックアウトした日までになります。

地域限定クーポン
頂いた地域限定クーポン8000円分

ホテルでどんな生活を送るかのレベルにもよりますが、わたしは前回のホテル暮らしで、チェックイン以外でホテルのサービスは使わないようにしたので(今はそこまで厳密にコロナ対策しなくてもいいかも)、日用品をいろいろ調達して行きました。

ひとつ前の項目でご紹介した公式サイトには、地域共通クーポンを利用できる店舗リストもあります。例えばマツモトキヨシなどのドラッグストア、ファミマなどのコンビニで利用できます。

クーポンはお土産で使う!というイメージかもしれませんが、健康観察組の介護者はお土産より日用品。交通機関にも利用可能なので、どこでクーポンを利用するかを考えて、できるだけ荷物を減らして、ムダな出費を抑えましょう。

ホテル生活で何をするか考えておく

3つ目は、長期滞在のホテル生活で何をするか、考えておいたほうがいいです。

わたしは8泊9日の滞在ですが、中には感染リスクを最大限考えて13泊14日という介護者もいると思います。せっかくの長期滞在、どうやって生活するかを考えておくと、ムダになりません。

執筆系のお仕事がいくつかあったので、まずはその時間を確保しつつ、11月7日の葛飾区の講演会の準備、Amazonプライムでウォーキングデッド10を見て、Gopro9のお勉強、スポーツジムを中断しているので、ドラクエウォークをしながらとにかく歩きます。

Go to トラベルは、2021年1月31日まで続きます。キャンペーンをうまく活用しつつ、コロナ対策を万全にして、年末年始の介護帰省にチャレンジしてみてください!

今日もしれっと、しれっと。


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【わたしの書いた最新刊】
東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(80歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて12年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか