認知症のラジオ番組「ひだまりハウス」関口監督の回、聴いてみてください!

認知症 ひだまりハウス

わたしも以前出演させていただいた、ニッポン放送のラジオ番組で認知症やうつ病をテーマに取り扱う「ひだまりハウス」。(わたしの出演した回は、もう380回近く聴いて頂いてます)

今回のゲストは、ドキュメンタリー映画『毎日がアルツハイマー』の関口祐加監督でした。

わたしはジムでランニングをしながら、不定期で認知症の回をradikoで追っかけて聴くのですが、この番組はradikoがなくてもネット配信されているので、ネットさえ繋がれば誰でもいつでも聴くことができます。

で今回もなんとなく聴いていたのですが、走りながら「分かるわ~」と思わずジムで声に出してしまいました。

認知症の母親を餌でつる

まずはわが家の話から。

認知症の母をものわすれ外来へ連れて行こうとすると、

なに、この前も行ったばかりでしょ

と、必ず言います。月1回のペースで通っているのでそれ以上でも以下でもないのですが、母的にはこういったら外来に行かなくて済むと思っているのかもしれません。わたしは決まって

くどひろ
病院はお薬もらうだけだから、何もないって。それよりさ、病院のあとおいしいもの食べに行こうよ、ごちそうするから。寿司、中華、イタリアン、焼肉、どれがいい?
あら、なんか悪いわね~ わたしは何でもいいのよ、何でも食べるから

てな感じで、病院に行く母親の前に「にんじん」をぶら下げながら、ものわすれ外来へ行ってます。このエピソードと同じような話が関口監督の口から出てきたもんですから、つい「分かるわ~」と声に出してしまいました。朝早いジムだったので、周りに誰もいなくて助かりました。

年をとったらイケメンとおいしい食べ物 とラジオで言ってましたが、うちの母ももうちょっとイケメンに興味持って欲しいんですよね・・・前ほど舟木一夫好きでなくなっているのが、ちょっと心配です。

介護者自身も老いる

監督自身、人工股関節で身体障がい者3級、要支援2なんだそう。自分自身がどれだけ健康体でいられるのか、いつまで認知症の母の介護ができるのかと、ふと思うこともあります。(←まだくどひろさんは45歳だから若いと言われるのですが・・・)

介護者自身の老いと要介護者の老い、特に60代以上で介護されている人は、この両方を強く意識しています。わたしも意識はしますが、やはり60代を超えてくると、自分の老いや死への意識が40代、50代とは比にならないと伺ったこともあります。

ラジオの中で監督がドキュメンタリー映画を作るときは「自分が知りたい!」って思うことを作る、ジャーナリズムとは違うと言ってたところも、共感しました。わたしもそうなんです、自分が面白い!知りたい!と思ったことしか本に書かないし、ブログにも書きません。

先日のAERAのひとこと

先日、わたしも掲載されたAERAに、関口監督も掲載されておりました。その記事タイトルが

「介護には愛より理性」

だったのですが、わたしも全く同じ姿勢です。記事では、お母さまが心穏やかに過ごせば、回り回って私が得をするというドライな考え方と書いてありました。わたしもそういう考えで介護しているところがあります。

たぶんですけど、自分の介護を客観視して、映画・本・介護仲間への発表など、誰かに発信している方というのは、みんなこの傾向にあるとわたしは思います。下記リンクをクリックして、聴いてみてください!認知症介護している人は、分かるわ~と思うはずです。

今日もしれっと、しれっと。

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ABOUTこのブログを書いている人

1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住の介護作家・ブロガー。認知症ライフパートナー2級、認知症介助士。なないろのとびら診療所(岩手県盛岡市)地域医療推進室非常勤。祖母(認知症+子宮頸がん・要介護3)と母(認知症+CMT病・要介護2)のW遠距離介護。2013年3月、2回目の介護離職、同年11月祖母死去。2017年悪性リンパ腫の父(要介護5)も別拠点で在宅介護したが死去。現在も東京と岩手を年間約20往復、書くことを生業にしれっと介護を継続中!連載:介護ポストセブン(小学館)、著書:がんばりすぎずにしれっと認知症介護 (新日本出版社)医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか