支払金額の決定通知が来て凹んだはなし

6月は、2つほど大きな支払いの決定通知がやってきます。

1つは国民健康保険の年間保険料の通知です。フリーランスになって最初に驚くのが、健康保険料がほぼ倍になることですが(会社が半分負担してくれていたものがなくなる)、保険料は前年の所得に応じて金額が決定します。

毎年この通知を見るたびに、毎月こんなに保険料を支払わないといけないの? って思います。しかし今年の通知額は、思わず二度見してしまいました。あまりに安い。月々の支払額は昨年の半分、いや6分の1くらいになっています。

次に住民税です。こちらも6月に支払通知がやってきて一気に年間分払うようにしているので、毎年覚悟して待っているわけですが、今年は通知が来ません。それどころか、臨時特別給付金の通知まで来ました。ん、どうした?

住民税非課税世帯へ

この2つの通知が来るまですっかり忘れていたのですが、わたしの2021年の確定申告は介護離職した直後でフリーランスの仕事がほとんどなかった、2013年当時とほぼ同じレベルだったのです。

所得が少ないので、国民健康保険料も激安。そしてまさかの住民税非課税世帯になってしまいました。2021年は持続化給付金もなければ、コロナ禍で仕事が激減。2021年を漢字一文字で表すなら、「耐」と音声配信voicyで話したほどでした。

2022年前半の仕事の感じでは、来年はしっかり住民税を払うことになると思いますが、コロナ第7波が確実にやってくると思われる今、仕事がまたどんどん減っていくかもしれません。

月々の支払が少ないのはうれしいのですが、さすがに住民税非課税世帯になるまで所得が少ないと凹みますね。その割に悲観的になってません。介護離職した直後も、なぜか悲観してなかったんですよね。持って生まれた性格もありますが、借金が一切ない強みはあるかもです。

もしファイナンシャルプランナーとキャリアコンサルタントに相談したら、あなたはブログと音声配信の発信の時間を少し減らして、外で働いてお金を稼ぎなさいって言われると思いますが、追い詰められるまで止めないでしょう。

コロナが本当に終息するまで、あと何年かかるんでしょうね。今のところはこんな状態でも現状維持で楽しくしれっとやっていくつもりですが、さてさて。

音声配信voicyの最新回は、有名な3つのロックの話にさらに3つ加えました↓

今日もしれっと、しれっと。


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【わたしの書いた最新刊】
東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(80歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて12年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか