1日1000円でホテルの部屋で仕事ができる「サテライトオフィス」を使ってみました

東京都のお話です。「区部の宿泊施設を活用したサテライトオフィスの提供事業」を試しに使ってみたところ、かなり快適に仕事ができたのでご紹介します。

1日1000円で、ホテルの個室をオフィス代わりに使えるこのサービスは、個人事業主のほか、都内在住または在勤で企業等で働く方も対象で、上司又は人事による承認が必要です。

コロナ禍で満員電車に乗りたくない、コワーキングスペースやカフェでのお仕事は人が集まるから避けたいと考えている方は、ホテルの個室で集中して仕事ができますし、しかも1000円なのでコスパもいいです。

家で文章を書き続けられない体質

わたしの仕事は、朝から晩までずっとパソコンと向き合って、何かしらの文章を書いてます。なので自宅で仕事をすると、どうしても集中力が維持できません。テレビとかお菓子とかドラクエとかとか……。

なので、コロナ前は都内のカフェを転々としていて、岩手の実家に帰ったときも、コワーキングスペースを利用したり、母をデイに見送ったあと、カフェなどで仕事したりの日々でした。

しかしコロナ禍の2年間は、カフェはテイクアウトでしか利用してません。わたしの第2の仕事場が奪われてしまったので、泣く泣く自宅で仕事をしています。家族(母、妻)の動きが気になるので、めちゃくちゃ朝早く起きて文章書く日もあります。

それでも何とかやってこれた理由は、本の執筆がなかったこと。本は、スイッチを入れて文章を書く必要があって、それこそ旅館に泊まって書く小説家のようなスタイルで集中して書く日もあるほどです。それがなかったので、家でもなんとか文章を書き続けられました。

サテライトオフィスを使ってみての感想

わたしが利用したホテルは、フロントにコーヒー無料サービスがあって、お風呂も使っていいよとのことでした。なので、仕事に煮詰まったらお風呂に入ることもできるし、ベッドで眠れるという、1000円にしては最高の環境です。

おかげで2月25日の無料オンライン講演会の資料(追加募集受付中)とか、締切のあった仕事とか、一気に片づけることができました。最後のほうでカーリングを見てしまったのですが、それでも快適でした。唯一の不満は、ホテルのフリーwifiが何度か落ちたことくらい。

サービスは3月18日までとなってますが、また延長があるかもしれません。そしたら、今度は別のホテルでお仕事してみようかなと思ってます。コロナ禍できっと、東京のビジネスホテルの稼働率が下がっていて、そのサポートの一環なんでしょうね。



音声配信voicyの最新回は、70代、80代のシニア女性と認知症介護について語った話です↓

今日もしれっと、しれっと。


にほんブログ村 介護ブログへ


【わたしの書いた最新刊】
東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(80歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて12年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか