宮崎で認知症介護の講演会をしたあとの鹿児島の「しろくま」

先週土曜日は、宮崎県えびの市で認知症介護の講演会をしてきました。開場前に雷雨になったので集まりが悪いかと思いきや、270人近い方にご参加頂きました。ありがとうございます!

えびの市の最寄空港は鹿児島空港だったので、初の鹿児島県を堪能してきました。これでプライベートも含めると、九州は全県制覇。講演で47都道府県制覇できたらいいのにと思っていますが今のところはたぶん17か所で、九州は福岡、佐賀、宮崎のみです。

講演直後で観光する体力は残っていないし、羽田行きの最終便を取った割には時間も意外となかったので、たった1つの目的を達成するために行動しました。

とにかく「しろくま」が食べたくて

鹿児島名物はいろいろありますが、わたしはコンビニでよく食べるかき氷「しろくま」の本物を食べたかった! 

鹿児島空港から高速バスで片道40分1400円を払って、市内中心部天文館にあるしろくま本店のむじゃきに行ってきました。途中、高速から桜島らしきものが見えたのですが、正確にはよく分からず、たぶん桜島を見たのだと思います。

店頭で白熊がお出迎え

10月中旬だというのに鹿児島は暑くて、しかも講演で疲れていたのでまさに「しろくま」日和。土曜日で行列ができていて、待ち時間は20分くらいだったでしょうか? 写真の白熊がお出迎えしてくれました。

50代の自分がレギュラーサイズのノーマル白熊を頼んだあと、隣に座った20代男性2人組が「ベビーサイズ」を頼んでいて、サイズ間違えたかな? と思いましたが、観念してそのままチャレンジしました。

白熊のメニュー、かき氷はこの値段であって欲しい!

当たり前ですが、最高でしたね。首都圏のかき氷って今、平気で2000円とかするじゃないですか? 白熊クオリティで900円はありがたいし、もう首都圏のかき氷にお金払えないかもって思ってしまいました。しかもかき氷でお腹いっぱいになるっていう経験も、不思議でした。

かき氷の上の部分が白熊の顔になっている

鹿児島空港に戻る高速の途中で、岩手の母がデイから帰宅。しっかり見守りカメラで様子を見ながら、遠隔でテレビの電源をONにしました。鹿児島から岩手の実家のテレビを遠隔操作できるって、本当に不思議な感覚ですね。

空港のラウンジで原稿チェックを終えて、さつまいもビールを飲んだり、鶏飯を食べたりしながら過ごし、羽田行きの飛行機に乗りました。2025年も宮崎や鹿児島で講演の機会を頂けたらいいのに、なんて思いながらの帰京となりました。

今日もしれっと、しれっと。


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東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか