2025.11.17発売!『工藤さんが教える 遠距離介護73のヒント』

2025年のお仕事で特に印象に残ったもの

年末モードに突入しております、2025年のお仕事を振り返りますね。

今年のメイントピックはやはり、1年で本を2作品出版したことです。1月にPHP研究所から老いた親の様子に「アレ?」と思ったら を、11月に翔泳社から工藤さんが教える 遠距離介護73のヒントを刊行しました。

商業出版デビューして10年になりますが、1年で2作品は初。それに伴ってメディア出演の機会が増えたり、8年ぶりに出版記念イベントをやったりしました。

エフエム岩手・夕刊ラジオに2回出演

本を出版すると、メディア出演の機会をいただけることもあります。著者としてわたしができる範囲で動いていますが、正直なところメディア露出は運次第で、9割以上スルーされます。

そんな中、尊敬するエフエム岩手のパーソナリティ、阿部沙織さんの番組『夕刊ラジオ』で2回も話す機会を頂けました。各放送とも3回以上radikoで聴き直すほどで、電波に乗って発信されていることを忘れてしまうほどでした。

難病をテーマにした連載を新聞で

共同通信さんからのご依頼で、3月に初めて難病をテーマにした『難病の母と妻のそばで』の連載がありました。石川の北國新聞、山梨日日新聞、沖縄タイムスなどなど、全国の新聞で取り上げていただきました。

連載のタイミングで、同じ膠原病をテーマにしたNHKドラマ『しあわせは食べて寝て待て』が話題になり、どちらもご覧になった方がこのように書かれていました。

今までnoteに自身の病気のことを折に触れて書いてきたが、膠原病の当事者として、今後はより詳しく発信していきたい。

引用元:https://note.com/tenten_1208/n/naf2822922388

自分の連載が、こうしたきっかけになっていると思うとうれしいですね。引用元のnoteの記事は、こちらです。

ドラマ「しあわせは食べて寝て待て」を見て#3。膠原病の当事者として、病気や薬との付き合い方|のりちゃん

オープンにしていない介護のお仕事も

仕事の実績欄に書いていない、誰にもオープンにしていない介護のお仕事が、2025年最初から続いておりました。面白いプロジェクトで、こうしたお仕事は不定期でやってきます。2年くらい前にも、こっそりプロジェクトが進行しておりました。

介護のお仕事=誰かの介助と思われがちですが、そうではありません。13年以上の遠距離介護経験や講演会の開催、書籍の執筆など、思わぬ形で自分の知識が役に立つ瞬間があって、やりがいがありますね。

介護のなかまカフェ

7月に東京・神保町の小学館さんで、介護のなかまカフェがありました。

介護ポストセブンさんは2016年のサイト立ち上げ当初から連載が続いてますが、こうしたリアルイベントへの参加は初。介護者の皆さんの「誰かと介護について話したい、悩みを吐き出したい!」という熱量がすごくて、とても印象に残ったイベントでした。

定期的にカフェが開催されているので、介護ポストセブンの読者会員サービス「介護のなかま」に登録しておきましょう。抽選で、参加できる権利が得られますよ。

「介護について気軽に話せる場を」第1回介護のなかまカフェ開催!遠距離介護の達人・工藤広伸さんも登壇し大盛況<イベントレポート> (1/1)| 介護ポストセブン

はるから書店さんと出版記念イベント

10日前くらいの話ですが、『工藤さんが教える 遠距離介護73のヒント』(翔泳社)出版記念イベントをはるから書店さん主催で行いました。

ビジネスや文芸などと比べると、介護の本はとても小さいマーケットです。そうした中で、こうしたイベントの機会をいただけて、本当によかったなと思っています。介護の本が欲しいと思ったら、はるから書店さんにアクセスしてみてください。

元ロンブーの淳さんとお話しできるとは!

2025年1番のトピックはやはり、元ロンブーの田村淳さんと文化放送『田村淳のNews Club』でご一緒したことです。元々この番組のリスナーだったわたしですが、まさか自分が出演する機会をいただけるとは思っていなくて。

話を引き出すMC力がさすが過ぎて、初めてなのになんでこんなに話しやすいんだろうと。文化放送内を伊東四朗さんや吉田照美さんが歩いていて、思わず「おー」って声出ました。

ラジオ出演したときの映像がYoutubeに残っているので、何度もご紹介しておりますがまだ見ていない方はご覧ください。

2026年は、どんなお仕事が待っているのか? 遠距離介護がだんだんヘビーになっているので、どうやって介護と仕事の両立を成立させるかですね。

今日もしれっと、しれっと。

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【2025.11.17発売の最新刊】
「工藤さんが教える 遠距離介護73のヒント」(翔泳社)
遠距離介護歴13年以上で、2013年から遠距離介護ブログを運営してきたわたしが、これまでの情報を基に、遠距離介護の定番となる本を目指して書きました!遠距離介護が始まるかもしれないと不安に感じている人や現在遠距離介護中の方に向けた実用書です。

 

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(82歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて14年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【著書】
工藤さんが教える 遠距離介護73のヒント(翔泳社)、老いた親の様子に「アレ?」と思ったら(PHP研究所)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか

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