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【書評・感想まとめ】「医者には書けない!認知症介護を後悔しないための54の心得」

医者には書けない!認知症介護を後悔しないための54の心得

先月末に発売になった自著、「医者には書けない!認知症介護を後悔しないための54の心得」。本の感想、書評がブログやツイッターでアップされはじめましたので、ご紹介していきます。

まずは著名ブロガーである、染谷昌利さんの書評。染谷さんは介護未経験ですが、そういった方がこの本を読むとこういう感想になるんだ!という面白い感想です。

ネガティブな方向に振れたら大変だとかつらいだというマイナスの感情になりますし、ポジティブな方向に振れたらやりがいとか好奇心というプラスの感情になります。工藤さんの場合、一般的にはマイナスと感じられることが多い経験をポジティブに解決していった結果、出版まで至ったのだと思います。

[blogcard url=”http://someyamasatoshi.jp/books/dementia54/”]

その感想に対してこのようなツイートもあり、大変うれしいです。あまり深く考えてなかったかも・・・

つぎに認知症ONLINEさん。

本書では一貫して、ひとりの家族として使える情報かどうか?という目線が貫かれています。そのため、中には介護の正攻法からは外れた裏技的な心得も紹介されています

医療・介護の仕事をしてない分、正攻法でないんですよね。でもすべて実体験で、それを試してうまくいった方が、いらっしゃったりもする。本当に裏技なのかも?

[blogcard url=”https://ninchisho-online.com/archives/13471/”]

ミキモトミキさんの 「新刊デビュー著者情報」 というブログ。

認知症の人を介護する側が書いた本は、夫婦の絆や、親子ゆえの葛藤に焦点を当てた感動作として出版されることが多いもの。しかし、「がん」の本もそうですが、気持ちをわかりあう闘病記の次は、治療法のほか、日常生活で気をつけること、改善できることなど、患者や家族は「できること」を知りたくなるようです。

この書評、本当にそう!と思いました。感動ものを読んで、わたしも頑張ろう!そう思うものの、1週間と効果が持たない。また認知症介護の現実に戻ると、あの感動はどこへ・・・介護家族のエッセイは溢れているので、そうではないやつと思ってました。

[blogcard url=”http://ameblo.jp/mikimotomiki/entry-12090224114.html”]

本の中でご紹介した「偽薬」。そんな手前、プラセボ製薬さんのご担当者さんがこんな書き方を。

出版側より宣伝の要請があったわけでは一切なく、本書の内容を読み通した上で「優れた内容である」、「広く読まれるべき」と思う故の記事掲載となります

ホントにそうです。そしてしっかり読んでくださってて、うれしい書評でした。

[blogcard url=”http://placebo.co.jp/placeblog/no-regrets/”]

同じ介護をしているだださんのブログ「在宅介護しながらウィーンへ行くブログ 猫とビターチョコレート」。

情報収集と研究で得た知識に実体験に加えて抽出した介護のワザを、私みたいなずぼらな人間に分かりやすく教えてくれるのがこの本だといえるでしょう。

書評で、師匠と呼ばれてます(笑)だださんの文章力がすごくて、電子書籍にすべき!とお薦めし、それを実現されたのでそんなことになってます。介護ブログで笑いのセンスのある人たまにいますが、だださんがそれです。見習いたい・・・

[blogcard url=”http://nekotochocolate.blog.fc2.com/blog-entry-1057.html”]


Amazonレビュー
もつき始めました、こちらも合わせてご覧ください。みなさん面白いと思うポイントがバラバラで、参考になります。厳しいご意見もこれから増えてくると思っていますが、それも受け入れてブログや次回作に反映させていきます。

今日もしれっと、しれっと。


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「老いた親の様子に「アレ?」」と思ったら」(PHP研究所)

これから親の介護が始まるかもしれないと不安に感じている人に向けた入門書です。目次や本の内容はAmazonに掲載されています。

 

2件のコメント

「医者には書けない!認知症介護を後悔しないための54の心得」購入させて頂きました。まだ4章までしか読んでいなのですが、工藤さんのブログを拝見したくなりやってまいりました。
私はまだ主たる介護者として「介護生活に突入した!」と意識し始めて6か月しか経過していない初心者ですが、とても共感できますし、「あーそうなだ~」と納得することも多々あります。また、お役立ちグッズなどもとても参考になっています。
第5章は表第がすごくてまだ読めていなのですが、これから読ませて頂きます。
あと、介護漫画「ヘルプマン」11巻、12巻も是非読んでみたいと思います。認知症の母の状態の疑似体験が出来て、もう少しイライラしないで(正確には怒らないで)介護が出来るのではないかと期待していおります。
これからも時々こちらにお邪魔したいと思いますので、よろしくお願い致します。
(実母88歳、要介護4の58歳男性介護者)

ososanさま

購入して頂き、ありがとうございます!!

4章でブログに来て頂けるなんて、フライングが過ぎます(笑)介護の初期段階でこの本に出会うことで、今後の介護がラクになったり、何か「気づき」を提供できたなら、こんなにうれしいことはありません!5章は刺激的表題ですが、こちらも誰もが通る道だと思います。

ヘルプマンで、当事者の方の不安な気持ちがよく分かるようになると思います。マンガって本当にすごいなと、思いました。

引き続き、よろしくお願い致します!

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【著書】
老いた親の様子に「アレ?」と思ったら(PHP研究所)、親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか

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