昨年末、亡くなった父が遺したマンションのリフォームを約30万かけて行いました。部屋のクロスやカーペット、天井などピカピカになったところで、物件を売りに出しました。ただ放置しておくだけでよければラクなのですが、やはりいろいろとやることはあるようで。
マンションを売り出している間にも行っていること
認知症の母が住む盛岡の実家から、バスで約30分くらい離れたところに父のマンションはあります。雪の多い日は50分くらいかかることもあるのですが、盛岡に帰省した際は必ず父のマンションに行ってます。
メインは父の郵便物の処理です。年始ということで、父あての年賀状にひたすら返事をしておりました。お名前を見てもさっぱり分からないので、機械的に死亡通知のハガキを作って送り返しました。
また、空き家でも火災保険の締結は必要と考え、わたし名義で火災保険を契約しました。ただし、家財道具が全くないので、その補償分はゼロにした結果、火災保険料はかなり安く抑えられました。また保険会社にマンションを売りに出していることを伝えると、「空き家物件」として火災保険の契約を締結しました。
空き家で起きたある事件
不動産屋さんが、マンション購入希望者を内見でお連れしたときに事件は起きました。父のマンションには4畳半の狭い洋室があるのですが、なぜかそこが水浸しになってたそう。
調査したところ、寒さで水道メーター付近の水道管が破裂、洋室に水が浸水したらしいのです。わたしは東京に居たので、不動産業者にすべてをお願いし、結果水道メーターは管理組合負担、部屋の中はわたし負担ということになりました。
復旧方法は、カーペットの水の吸引です。2日かけて3回の吸引クリーニングを行った結果、無事復旧しました。下の階にまで浸水していなかったのですが、追加請求で5万円・・・2桁は覚悟していたので、とりあえずホッとしました。これが火災保険の適用になるのかどうかを、現在調査しております。
住んでないのに、毎月の修繕積立費やら管理費、そしてこういうトラブルが発生します。空き家といえど、売却するまでは何かと手がかかります・・・・
わたしが20代の頃、会社の借上げ社員寮に住んでおりました。2階に住んでいたのですが、なぜかその部屋は洗濯機の排水パイプが排水溝にうまくはまらなくて、排水を延長ホースを使ってお風呂の排水溝に流すようにしていました。
ある日、そのお風呂の排水溝が詰まり、洗濯機の排水がユニットバスからあふれ出して、玄関の廊下へ。その水は1階の女性の部屋のロフトに直撃、布団をビチャビチャにしてしまいました。保険加入していたので、布団のクリーニングのみで被害は済んだのですが、あの日のことを久しぶりに思い出す事件でした。
マンションの買い手が現れる!
父の築30年以上のマンションは負動産だと思っていたのですが、いざ募集してみると、内見がチラホラ来ました。亡くなったオヤジの言うことはハッタリや間違いが多かったのですが、「バカ、このマンションはすぐ売れるぞ」という言葉だけは合ってました。
結局、あっさりマンションの買い手がつきました!葬儀、お墓、マンションリフォーム、毎月の管理費などなど・・・すでに数百万のお金が、わたしの財布から消えました。しかし、何か月か経てば、無事戻ってくる!よかったです・・・いつになるんだろうと思ってたので。
これから契約から入金までのお話も、ブログに残しておこうと思っています。今までもそうでしたが、これ誰の役にも立たないだろうと思って書いた記事が、あとでお役に立った!ってことはよくあるので。お金返ってきたら、NEMに投資だな・・・ではなく、わたしの老後の蓄えと、母へ少し還元します。というか、少しは還元済みなんですけどね。
今日もしれっと、しれっと。
買い手がついてよかったですね!!他人事ながら心配していました。空き家物件というので火災保険を契約したこと、参考になります。「マンションには何もない」ということですが、エアコン、カーテン、照明等は残しているのでしょうか?続報、期待しています。
こちらは、弟の資産(多少ですが)を母が相続することになるので、私が肩代わりで準備をしています。もう少し暖かくなったら盛岡に行き、作業を進めます!今は寒すぎる…
みーしえるさま
エアコンは元々なくて、カーテンは日焼け対策のため残しましたし、照明も残しました。
そうですね、早く暖かくなってほしいです!