なとみみわさん最新刊『1カ月でいらないモノ8割捨てられた!わたしの断捨離』

介護仲間、イラストレーターであるなとみみわさんの9月21日発売(もう発売してます)最新刊『1カ月でいらないモノ8割捨てられた!わたしの断捨離』(講談社)をご紹介します。

本の内容

イラスト形式の体験談、いわゆるコミックエッセイというジャンルです。

ものだらけで捨てられない、片づけたいけど面倒くさい、おひとり様ステラレネーゼ(ものが捨てられない人)であるなとみさんが、捨てて捨てて捨てまくる人生の断捨離に挑みます。

この本は断捨離の提唱者であるやましたひでこ先生の監修ですが、どんな感じでこの本に関わっているのかは、本を読んでのお楽しみです。

本の感想

お風呂で声を出して笑いながら、一気に読みました。

おそらく、わたしの独身時代と重なる部分が多かったからです。というか、誰にでも片づけられない時期ってあるはずなので、ついつい「あるある」と思いながら、なとみさんの独特な表現方法や比喩に、つい笑ってしまいました。なんで、断捨離の本に妖怪が出てくるんだろうとか。

本に差し込まれていたチラシ、やましたひでこ「断捨離道場」。エッセイを流れるように読んでいたら、途中でこれが出てきたときは大笑い。道場っていうネーミングセンスも最高ですが、本の流れとピッタリあっていたので、なとみさんの本を読んで断捨離スイッチが入ったら、道場の本も買っちゃうんだろうなと。

本に差し込まれていたチラシ

わたしが特にだらしなかったのは、独身時代です。ちなみに会社のオフィスの机は常にキレイにしていたのですが、これには理由があります。

直近のニュースで検索すると、人は年間150時間も探しものをするとか、人生で153日も何かを探す時間に費やすというニュースが出てきます。わたしは数十年前の書籍かなにかで知ったのですが、そんなに時間をムダにしていたのか!と知って、それ以来オフィスの机はキレイにしてました。

でも、自分の部屋は汚くて、おそらく人の目があるかどうかも結構重要で、今は奥さんがいますので、自宅は割とキレイにしてます。

そして情報の断捨離のところは、わたしも最近やったことです。特にFacebook(個人アカウントのほう。ブログのfacebookページは見てます)は、ほとんど見ることはなくなりました。

必要な人とは、必要なときに自然につながるから、友人知人が日頃何しているかは追わなくてもなんとかなるかなと思ってます。というか、2021年からはvoicyの収録も始まって、時間の捻出に迫られた部分もあります。

なとみさんと話して最も驚いたこと

なとみさんとのエピソードで、わたしが一番衝撃を受けたのが会話が画になって現れる話です。

わたしは常にブログのネタ、voicyのネタになるかもとアンテナを立てて、人の話を聞きます。それを頭の中で文章化して、google keepにメモします。

でもイラストレーターのなとみさんは、まず画が頭に浮かぶんですって。わたしは絵心がない人なので、文字しか浮かばないのですが、きっと絵の才能に長けている漫画家さん達もそんな感じなんだろうと、衝撃を受けました。どんな脳の構造なんだろう。

特になとみさんと同じアラフィフ女性の皆さんは、今までの生き方と重ねて読むはずなので、わたし以上に共感する本です!

もしよければ、「あっけらかん」のなとみさんと「しれっと」のわたしの介護対談も読んでみてください。



voicy最新回は、嫌がる認知症の親をどうやって病院へ連れて行くかのお話です↓

今日もしれっと、しれっと。


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【わたしの書いた最新刊】
東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか