3年ぶりに受けた人間ドックに15万円かけた話

人間ドックにお金をかけるようになったのは、お仕事させて頂いている方が30万、いや50万近い高級人間ドックのおかげで命拾いした話を直接聞いた2018年からです。

人間ドック 10万 お金をかける
介護者としてまだまだ健康でいないといけないので、3年ぶりに「高級」人間ドックを受けてきました。

昨年受けるつもりでしたが、新型コロナウイルスの影響で延期。久しぶりの人間ドックということで、脳はもちろんのこと、すい臓・胆管がん、前立腺のMRIオプションをつけました。

脳は父の脳梗塞、すい臓がんは叔母が影響してますが、前回の人間ドックで唯一問題だったのが、肝臓でした。胆石があったので、より肝臓を詳しく検査するためのMRIオプションです。

フリーランスなので、会社の健康診断は受けられません。なので、区の無料健康診断を受けています。しかし、高級人間ドックとは比べものにならないほど貧相で、今回も検査レベルの違いを痛感しました。会社のほうがまだいいのですが、それでも物足りないかもです。

正直、直近の仕事状況から考えても、とても高級人間ドックを受けられる状態にはないのですが、健康に勝るものはないので、よしとしましょう。コロナ禍で服も買わず、カフェにも行かず、ただただ食料品しか買ってないので、久しぶりに大金使いました。

実は区の健康診断を受けた次の年は高級人間ドックというルーティーンにしているので、1回10万円の支払いであっても、年間の支払いは1年につき5万というイメージです。健康のための年5万なら、安いかなと思ってます。

高級人間ドック組は専用ラウンジがあり、密ではありません。案内してくれるスタッフさんの服装も高級感があり、順番も優先され、本当に検査がスムーズに進んでいきます。

MRIを受けまくったので、合計30分近く機械の中にいました。MRIは音がすごいので、ヘッドホンをするのですが、閉所にあれだけ長時間いるのもきっついですね。最近認知症の母がMRIを受けて、動いてしまって画像に線が入ったと言われましたが、そういうことかと妙に納得しました。

人間ドックの結果

MRIの結果は3週間後なので分かりませんが、血液検査上は問題なし。ただエコー検査で、胆石はそのままありました。でも痛みが出てないので治療もせず、経過観察のみです。

デルタ株でジム通いを半年近く止めていますし、コロナ禍のジムのメニューはずっと軽めだったので、最悪の結果を想定してました。しかし、身長も体重も3年前と全く同じ。あれ? 3年前はしっかりジムに行ってて、今はジムも行かずにただ歩くだけだったのに、なぜ数値が同じなんだろう?

ジムのメニューがそもそも間違えていたのか? それとも母の認知症の進行で、夕食の時間がどんどん早くなったおかげで、空腹時間が増えて太らなかったのかもです。筋肉量は確実に減っていると思います。

来月は2年に1回受けていて、コロナで延期した胃と大腸の内視鏡を別の病院で受けてきます。胃カメラを飲むのは苦手なので、いつも麻酔で寝ている間に終わる検査をやってます。健康面をある程度クリアにして、2022年を迎えたいです。

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今日もしれっと、しれっと。


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東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

2件のコメント

voicyのテーマについて、なるほどと思いました。弱い人間だから、認知症の家族に対する寛容性がまだまだです。いつも我慢の限界を感じてしまいます。見守りカメラで「見られている」意識は、弱い自分を助けてくれそうな気がします。良い変化があればいいなと思います。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか