短い遠距離介護が終了し、すぐ遠距離介護が始まります

3週間前に引き続き、3泊4日の短い遠距離介護が終了しました。

前回と比べるとだいぶ春っぽくなってきて、それでも東京よりはまだまだ寒いのですが、母の命にも関わる極寒の冬を無事越えた安心感はあります。とはいえ、あと1回くらい大雪が降る可能性はあります。

1月に行った白内障手術の経過観察のための通院は、2か月が経過。新幹線の手配や今後の予定のためにこの先について確認したところ、GW明けの通院までは確定しました。なんだかんだで半年近く、白内障関連に時間取られてますね。

今回もうひとつ終わらせたかったのが、白内障の給付金請求(医療保険)です。白内障の請求申請はとにかく多いと言われましたが、そんなことも知らずにお金をもらい損ねるところでした。

認知症の母は自筆が難しく、自分の名前(特に漢字)がうまく書けませんし、手の震えもあるので、わたしがすべて申請書を書きました。代筆になると書類が増えるし、書き方も違ってきます。ミスするとやり直しになるので、電話で確認しながら記入しました。

たまに勘違いされるのですが、母は成年後見制度を利用していませんし(祖母は使った)、この先も何とかして使わないで済むように動きます。でも代筆や代理請求をする場面があって、今回がまさにそうでした。大腸ポリープ手術のときに成年後見人でなくても保険申請できたので、その経験が今回はいきました。

細かいお金の取りこぼしが、後々の介護費用に影響してくるので、もらえるものはしっかりもらってます。介護保険制度、保険金、国や市の給付金、おそらく漏れはないと思っています。

課題山積の認知症介護

次回は間をおかずに、すぐに帰省します。理由はもともとのルーティーンである、歯医者ともの忘れ外来の通院のためです。さらに白内障の通院もあるので、2023年は岩手に居る時間の方が長いです。介護者として東京のリセット時間が短いので、あんまりよろしくないかもです。

介護的には課題がいっぱいありまして、こちらの解決は次回以降になりそうです。買い物行って、ご飯作って、掃除して、通院介助して、洗濯して、目薬さすと、いつの間にか1日が終わっているんですよね。

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今日もしれっと、しれっと。


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東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか