遠距離介護終了も予定通りにはならなかった

今回の遠距離介護。予定では健康診断の結果を聞いて、眼科に連れて行って、あとの時間は仕事に集中するはずでした。ところがそうはならなくて……。

砂利道の整備

最も大きな予定変更は、家の前の砂利道の整備です。音声配信voicyで話したのですが、実家到着2日後から、義父と義弟の都合で急に工事がスタート。

業者に見積を取ったのが8月上旬で、そこからいろいろあって身内にお願いできる流れになり、親族価格でやってもらいました。工事は11月くらいかなと思っていたら、いきなり今回の遠距離介護中に。

そしたら早速大雨が降りまして、何もしていなかったら雨水が車庫に流れ込んでいたことでしょう。しかし土壌改良や砂利を敷き直したおかげで、いつもの池はできません。どんどん雨を吸収してくれます。台風が来ても、床上浸水するかもしれない心配から開放されましたね。

母の新型コロナウイルスワクチン(5回目)

母の新型コロナウイルスの5回目のワクチン接種ができたのも、大きかったです。ネットで盛岡市の予約状況を見て、今回の遠距離介護中は諦めていたのですが、ケアマネさんからいい情報を得て予約したところ、すぐ接種ができました。

副反応があんまりないのは、年齢的なものなのか? それとも認知症のほうなのか?

そして、肺がん検診からの要精密検査ですよね。80歳という年齢を考えれば、あり得る話なのですが、これも今回の遠距離介護中のことでした。来月すぐ盛岡に戻ってきて、CTを受けてもらいます。

そして急に寒くなりまして、母の衣替えとコタツ、厚手の布団も出しました。朝の最低気温が、10度くらいの日がありました。このタイミングで実家に居られたのは、良かったです。そうでなかったらおそらく母は、朝寒いのにタオルケット1枚で寝て、風邪を引いたと思います。

コタツを出してしかも電源も入れました

日中は若干暑さを感じるので、厚手の布団はいらないと母が片づけてしまいます。母は天気予報の見方が分からないし、瞬間覚えてもすぐ忘れてしまうので、今が暑ければタオルケット1枚でいいという判断になってしまいます。

わたしも寝るときは若干暑いなと思って薄着でいても、朝は寒さで目が覚めましたね。一気に秋がやってきました。そして冬がやってきて、また雪かきしないといけませんね。

音声配信voicyの最新回は、デイサービスに行きたくないと言い出した母の話です。

今日もしれっと、しれっと。


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東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか