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祝・遠距離介護9年目に入りました!

2012年11月15日から始まった遠距離介護は、「めでたく」9年目に突入しました!

介護の平均期間は、4年7か月と言われています。なのに、丸8年の介護生活。祖母と父を看取り、認知症の母を介護しているわたしは、不幸な人に分類されがちです。しかめ顔で「大変よね~」と、何度言われたことか。

介護によって、風速60メートル級の人生の逆風が吹き荒れましたが、その風を利用してたこ揚げをしてみた結果、会社員時代よりも楽しい人生が待っていました。たこは風に乗って高く舞いあがる日もあれば、グルグル回って急降下する日も。それでも何とか落下せず、フワフワと浮いております。

なので、9年目を迎えられることは「つらい」ではなく、「めでたい」のです。

介護9年目はどうなる?

2013年3月から始めたこのブログには、大小さまざまな事件がそのまま書いてあります。

決して順風満帆とはいえない介護ですが、壁にぶつかるたびに自分を俯瞰で見て、文章にして冷静になる手法は習慣になりました。感情の変換作業をしながらブログに書いているので、順風満帆な介護に見えているかもしれませんが、誰にも見えない苦労はあるものです。

介護9年目は間違いなく、波乱のスタートです。新型コロナウイルスの影響なのか、認知症発症から8年以上経過したからなのか、認知症の母の状態が不安定なのです。

前回の介護帰省で、いろいろな手を打ってきました。帰京後も、岩手の妹といろいろ作戦会議を練り、次回の帰省は作戦を実行します。かなり、お金のかかることやります。

できることなら、実家をリフォームしてあげたい!

断熱材が普通に入っている、気密性の高い実家にしたいです。エアコンも加湿器もすべて家の外にダダ漏れ中で、漏れる以上に遠隔でエアコンの温度を上げるので、電気代がハンパないのです。

しかし、母もわたしもリフォームするお金がありません。母のお金は、最終手段である施設入居用にプールしてあります。わたしは持続化給付金を受給するレベルなので、リフォーム代は出せません。

爆発的に自分の本が売れて、実家のリフォーム! なんて夢は何度も見ました。しかし現実は、生活費ですべて消えました。時給換算したら、本の執筆は本当にヤベー仕事です。

あんなに苦しい執筆なのに、結局頑張ってしまうのは、読者の皆さんがいるからですよね。講演会等で感謝の言葉を頂くと、モチベーションMAXです、最高です!

また、こうして介護ブログを続けられて、たくさんの人に読んで頂けて、今のところ認知症の母がギリギリひとりで自宅で生活できているのなら、9年目突入はめでたいと言っていいでしょう。

わたしの秘かな目標は、女性の平均寿命87.45歳を母が超えることです。あと10年もあります。わたしも10年後は、アラカンです。あらー。

強烈な逆風が自分を育ててくれるのは、間違いありません。11月18日(水)のNHKあさイチに出演するので、ぜひ見てください!(といいつつ、放送内容はわたしも分からない)

9年目もしれっと、しれっと。

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2020年7月末発売から、わずか1か月で重版!近距離、遠距離介護に関わらず、離れて暮らす認知症の親の介護に特化した新ジャンルの本です。

4 件のコメント

  • こんにちわ!

    確実にコロナの影響は出ていると思います
    私自身、介護はありませんが84歳の母に定期的に会う目的が閉ざされ
    電話で話す中でさまざまな事柄がうまく回ってきていない事にジレンマを感じています
    あとで後悔したくないという思いで胸がはりさけそうになります
    私も今年の春からリフォームの予定でしたが頓挫してしまいました
    もっと早くやっておけばと思ってもお金などのタイミングってありますよね
    震災の時は壊れた部分やお墓の修繕が精一杯だったしなあ~と
    抗体検査、PCR検査、待機・・・
    あ~ため息がでます
    心、折れないようにしないと!と思うこの頃です

    18日はたまたま会社が休みなので拝見させていただきますね

  • すみさま

    お金のタイミングありますね。うちはできるだけ前倒しで使うがモットーで、実践してきましたがさらに使わざるを得ない感じになりました。
    あさイチありがとうございます!

  • はじめまして!
    福岡在住31歳の主婦です。
    県内で結婚してから6年、
    実家で祖父と母と暮らす
    祖母が認知症です。
    週5でケアにお世話になっていますが、
    帰省する度に認知症の祖母と
    介護する祖父と母の板挟みです。
    どちらの立場も痛いほど分かるので、
    帰る度に苦しいです。

    ですが私がまだ1番体力も気力もあるので、
    くどひろさんのサイトで勉強させてもらいながら家族全員にとって少しでもより良く過ごせるように頑張っていきます!

    くどひろさんもお母様も
    お身体お大事になさって下さい。
    あさイチ録画予約しました!

  • ひさえさま

    コメントありがとうございます!
    今年1月に博多の企業で講演しました、コロナ前の最後の遠征でした。

    「がんばりすぎない」がわたしのモットーで、ぜひ体ではなく頭を使うほうで頑張ってください!介護は情報戦と言いますが、本当に情報を多く知っているほうがラクになります。

    あさイチ、ありがとうございます!

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    ABOUT US

    工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
    1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。岩手にいる認知症&難病(CMT病)の母(77歳・要介護2)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて9年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。2度の介護離職、成年後見人経験者。認知症ライフパートナー2級、認知症介助士。
    【著書】親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)ムリなくできる親の介護(日本実業出版社)医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか